今ではパソコンでいろんなフォントを簡単に書けるようなった。
しかしそうではない時代もあった。
活版印刷がまだ活発だった頃には、印刷物の文字の体裁を整えたり、適切に配置したりするタイポグラフィというものがあった。
その時の文字をデザインする人々はタイポグラファート言われた。
写真がまだ簡単に印刷できなかった時代、文字が個性を持っていたのだ。
活版印刷時代のレンタリングによる文字は今にはない美しさと個性があるのだ。
そんな明治・大正・昭和の美しフォントを紹介しよう。
矢島周一『図案文字大観』
これをみて文字を参考にしたり、練習したりしたのだろうか?
今ではあまり見ない書体だ。
レトロなイメージがあるが、それがかわいいく味がある
この頃から多くの書体があったことがわかる。
綺麗な文字から、ちょっと少し変わった文字、コミカル文字など様々な種類がある。
アマゾンで古本が出品されている。
http://d.hatena.ne.jp/shinju-oonuki/20070813
画像が簡単には印刷できる時代ではなかったので文字で個性をだし、目立とうとしていたのだろう。
文字がそれだけで模様のようでもあり美しいのだ。
意味はわからなくても見ていられる。
http://dailynewsagency.com/2012/12/08/vintage-japanese-newspapers-ru4/
やはり写真がなく文字が多い。そのため文字で目立つことが必要で豊かな文字が溢れているのだろう。
様々な書体が入り混じっている。
文字だけでどうやって伝えるか?を考えていたであろうことが伝わる。
http://ameblo.jp/darukyo/entry-12004221120.html
この書体も面白い。
http://d.hatena.ne.jp/shinju-oonuki/20070823
おそらく1834年。
文字を練習する為のものであるだろうか?
丸の中に沿うようにひらがなが書かれている。また面白い文字になりそうだ。
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ho02/ho02_04565/index.html
文字から個性は消え、普通に読みやすいことが求められる。
それは時代の変化で仕方ないのかもしれない。
しかしちょとフォントにもこだわってどんな表現ができるか?
大正や昭和のタイポグラフィを参考にして挑戦してみるのも面白いだろう。
しかしそうではない時代もあった。
活版印刷がまだ活発だった頃には、印刷物の文字の体裁を整えたり、適切に配置したりするタイポグラフィというものがあった。
その時の文字をデザインする人々はタイポグラファート言われた。
写真がまだ簡単に印刷できなかった時代、文字が個性を持っていたのだ。
活版印刷時代のレンタリングによる文字は今にはない美しさと個性があるのだ。
そんな明治・大正・昭和の美しフォントを紹介しよう。
大正のフォント集
これは大正時代に出版されたフォント集のようなものである。初版は1926(大正15)年に出版されている。矢島周一『図案文字大観』
これをみて文字を参考にしたり、練習したりしたのだろうか?
今ではあまり見ない書体だ。
レトロなイメージがあるが、それがかわいいく味がある
この頃から多くの書体があったことがわかる。
綺麗な文字から、ちょっと少し変わった文字、コミカル文字など様々な種類がある。
アマゾンで古本が出品されている。
http://d.hatena.ne.jp/shinju-oonuki/20070813
明治時代の新聞
こちらは明治の新聞である。おそらく広告面であろうか?画像が簡単には印刷できる時代ではなかったので文字で個性をだし、目立とうとしていたのだろう。
文字がそれだけで模様のようでもあり美しいのだ。
意味はわからなくても見ていられる。
http://dailynewsagency.com/2012/12/08/vintage-japanese-newspapers-ru4/
昭和の新聞
もう一つ新聞から。昭和初期の頃の新聞の広告面だ。やはり写真がなく文字が多い。そのため文字で目立つことが必要で豊かな文字が溢れているのだろう。
吉田謙吉のタイポグラフィ
吉田謙吉(1897-1982)は、日本の舞台装置家、映画の美術監督、衣裳デザイナー、タイポグラフィ作家である。様々な書体が入り混じっている。
文字だけでどうやって伝えるか?を考えていたであろうことが伝わる。
http://ameblo.jp/darukyo/entry-12004221120.html
辻克己『現代図案文字大集成』
こちらは昭和12年に初版された書体集の1ページだ。この書体も面白い。
http://d.hatena.ne.jp/shinju-oonuki/20070823
水火伝. 火,水之巻 / 杉菴志道
こちらは詳細はよくわからなかったのだが、江戸時代に書かれた書物だ。おそらく1834年。
文字を練習する為のものであるだろうか?
丸の中に沿うようにひらがなが書かれている。また面白い文字になりそうだ。
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ho02/ho02_04565/index.html
まとめ
広告にや新聞に置いて今、文字は脇役になっているかもしれない。文字から個性は消え、普通に読みやすいことが求められる。
それは時代の変化で仕方ないのかもしれない。
しかしちょとフォントにもこだわってどんな表現ができるか?
大正や昭和のタイポグラフィを参考にして挑戦してみるのも面白いだろう。
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