現在の日本でも仏女など言われ、若い女性の間でも人気になっている。
その中である観音像が美しいと話題なので紹介しよう。
全知全能？美しさと気品を感じる水月観音
仏像とは仏教の信仰対象である仏の姿を表した像だ。釈迦如来や阿弥陀如来、菩薩など仏には多くの種類があり、同時に仏像も多くの種類が作られて来た。国や時代によっても多様な趣向を凝らした仏像が彫られている。
宗教的なアイテムとしてはもちろんアートしての側面があるのが仏像だ。
その中で美しいと話題になったのがこちらの「水月観音」（スイゲツカンノン）だ。
細い体と膝に手を置く姿が余裕と気品を感じ美しい。
細部に至るまで繊細に作られていることを感じる。
水月観音とは三十三観音の一で、補陀落山(ふだらくせん)の水辺の岩上に座し、水面の月を眺めている姿の観音を表したものだ。
ゆったりとした姿の水月観音は中国の宋から元の時代に流行した。この水月観音像も中国の遼時代（907年〜1125年）から晋王朝時代（1115年〜1234年）に作られたものだと考えられている。
現在はアメリカのネルソン・アトキンズ美術館に所蔵されている。ちなみに木造だ。
しかし日本ではどっしりと構えた仏像が人気だったため、あまりはやらず鎌倉付近で多少作られたのみだ。
水面に映った月をみている姿なのだ。
日本ではあまり見ないが、、水月観音は中国では今も人気のスタイルなのだろうか？
日本で水月観音は見れる？
先述したとおりこのタイプの仏像は日本ではあまり作られなかった。その中で見ることができるのが、鎌倉の東慶寺だ。
ゆったりとした服でくつろぎながら水面に映る月を眺めている。
しかしこの水月観音は拝観するのには予約が必要だ。詳細はこちらから
https://tokeiji.com/
https://ameblo.jp/yjounetuo/entry-12312457782.html
特に仏教を信仰をしていなくても美しさを感じる仏像であった。
これをきっかけに日本にある仏像を見に行くのもいいもしれない。
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