日本では月でうさぎがお餅をついている。世界では?【oth】

日本では月にうさぎが住んでいると昔から言われてる。月ののクレーターの模様がうさぎが餅をついているように見えるからだ。

しかし月の模様が何に見えるかは、文化や国によって違うのだ。世界では一体どのように見えているのだろうか?


うさぎは日本だけではない 

実はうさぎに見えるのは日本だけでないのだ。中国をはじめアジアの国の多くでうさぎの伝承があるのだ。 

なぜうさぎなのか?の元は仏教から来ているという。
仏教の説話にこんな話がある。

山で出会ったみすぼらしい老人を助けるために、うさぎが自ら火に飛び込んで食料となり助けた。その兎の捨て身の慈悲を後世まで伝えるためうさぎを月へと昇らせた。 

この話が元となり、アジアに広まったのだ。 

多少の違いは各国であるが、日本ではお餅をつく姿になり、中国では餅ではなく不老不死の薬を粉している姿だと言われている。タイでも月にはうさぎが住んでいるという話がある。

 また中国ではうさぎの他カエルもいると言われている。
ではその他の世界各国の月を見ていこう。


世界各国の月

■カナダ 
バケツを運ぶ女性 カナダでバケツを運ぶ女性に見えるよう。

■モンゴル 
モンゴルでは犬に見える。

■インドネシア 
インドネシアは編み物をする女性。アジアでもうさぎ以外の国もある。

■南ヨーロッパ 
カニに見えるよう。

■インド 
仏教がはじまったインドが仏教でないように、インドはうさぎではなくワニに見えるよう。

■中東・アラブ 
ライオンが吠えている姿に見えるよう。かっこいい。他の国や民族が見落としてした月の模様をアラブは認識して、尻尾に見立てている。

■北欧 
本読むおばあさん。

■東ヨーロッパ 
髪の長い女性、横顔。

■中南米  
ロバ 

さて何に見えるだろうか?

まとめ 

なに目えるかは国や民族によって全く違うのだ。しかしどの国も月の模様を何かに見立てることはするのだ。それは多くの国、文化圏で共通しているのだろう。

でも今は月を見ることもなくなってしまった、最後に月をじっくりと見たのはいつだっただろうか?それすら忘れてしまった。
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