生き物

脅威的な登山能力！アルプスアイベックス ほぼ垂直のダムの壁を登る？？


みなさん、今日紹介するのはアルプスアイベックスです！この生き物は驚くべき登山能力を持ち、アルプス山脈の険しい岩場で生活しています。

ではそれらについて解説していきましょう。

・学名: Capra ibex
・分類: ウシ科、アイベックス属
・生息地: アルプス山脈
・レッドリスト: 一部の地域では絶滅危惧種とされています。

山の王？脅威的な登山能力！

アルプスアイベックスは、アルプス山脈に生息するヤギの仲間です。
その驚異的な登山能力で知られています。

ヤギは山羊とも描くように山に強い動物です。バランス感覚に優れていますが、アルプスアイベックスはそんなヤギの中でも最上級です。

その雄大さはまるでアルプスの王のようです。

彼らは垂直な岩壁をも登り、高度3000メートル以上の地域にも生息しています。
アイベックスは草食動物で、夏には高山の草地で草や苔を食べ、冬には低地で樹皮や枝を食べることで生活しています。
また、アイベックスは群れを作り、若い個体や雌は大人数で、成熟したオスは単独で生活することが一般的です。



大きな角が特徴で10kgを超える大きさに成長します。
一時期はその角に薬効があるとされ、乱獲され絶命の危機にありました。しかし現在は保護活動の末、13,000〜14,000頭まで回復しています。

ほぼ垂直のダムの壁を登る？？

アイベックスの蹄は柔軟であり、岩に密着しやすい形状をしているため、険しい山岳地帯でも安定した足場を確保できます。

その能力でほぼ垂直な壁を登ることも可能だとされている。その驚くべき能力が見られる写真がこちらです。



ほぼ垂直なダムの壁を登っているのです。
こちらは2010年に　イタリア人のアドリアーノ・ミリオラッティ（Adriano Migliorati）さんがイタリア北部にある高さ49メートルのチンジーノダムで撮影した写真です。

こちらは動画です。動画で見ると、角度詐欺ではなく本当にこのような垂直の壁であることがわかります。

アイベックスのはダムの石組み表面に付着している塩を目当てに、登っていると考えられています。

まとめ

アルプスアイベックスは、その驚異的な登山能力と適応力でアルプス山脈の厳しい環境で生き抜いています。

彼らの生態は私たちに自然界の驚異を改めて感じさせ、その生命力に感動させられます。アイベックスは一部の地域で絶滅危惧種とされているため、私たちは彼らの生息地を守り、維持することが大切です。
参照元：https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/3347/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
https://www.youtube.com/watch?v=Xyhem0lgSZw
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