立版古で名画の世界を立体的に再現!江戸時代からある3D作品【i】

立版古で名画の世界を立体的に再現!江戸時代からある3D作品【i】
江戸時代からの3D作品?立版古で名画の世界を再現?

最近は多くの3D作品がつくられる、3Dに見える絵などのトリックアートや映画やTVも3Dに飛び出して来る時代だ。

そんな3D作品だが、実は日本には江戸時代から存在してした。
それが立版古(たてばんこ)だ。

江戸時に流行り一度は廃れてしまったが、近年また復活したのだ。

立版古で絵画の世界を立体に

まだ写真や動画がなく、気軽に遠くへ行けない時代に立版古は登場した。
江戸時代の錦絵の中の「おもちゃ絵」の一つとして親しまれた。

多くは舞台や風景、名所などの錦絵を切り取り立体的に組み立てるのだ。

立版古で名画の世界を立体的に再現!江戸時代からある3D作品【i】
そして奥行きや立体感を持たせる。
平面の絵画しかなかった時代に立体を表現しようとしたのだ。

しかし江戸時時代には多く流行ったが、大正の頃には廃れてしまいほぼ消えてしまった。
しかし今、立版古の技術を生かし復活している。

紙で写真や絵の世界を立体的に組み立てるのだ。

歴史的名画から現代のアニメ作品など多くの種類がある。
少し紹介しよう。


葛飾北斎など歴史的名画を立体に

立版古で名画の世界を立体的に再現!江戸時代からある3D作品【i】 葛飾北斎
浮世絵の名画、葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」だ。
実は北斎は自身でも立版古を作っていたという。

それを現代にリメイクした作品だ。

波が奥行きを持って、より迫力を感じることができる。
値段も800円、お手頃だ。

ムンクの叫び
立版古で名画の世界を立体的に再現!江戸時代からある3D作品【i】 ムンクの叫び
誰もが知ってるいるムンクの叫び。立体にすると影ができる。
その影が絵画の見方や解釈を変えてくれる気がする。

ダリの記憶の固執
立版古で名画の世界を立体的に再現!江戸時代からある3D作品【i】 ダリ 記憶の固執
ぱっと見、立体な気がしなかった。

すでに絵の中にパースが効いている作品は立版古にしても変化がないのかもしれない。
角度を変えて見るべきかも、、


現代の作品も

妖怪漫画の名作の鬼太郎も立版古で立体的になっている。

立版古で名画の世界を立体的に再現!江戸時代からある3D作品【i】 ゲゲゲの鬼太郎
これは作るのが楽しそうだ。
今のポップな鬼太郎ではなく、怖い雰囲気も残っており面白そうだ。

立版古で名画の世界を立体的に再現!江戸時代からある3D作品【i】 火の鳥
手塚治虫の名作火の鳥も立版古になっている。
ファンには欠かせないアイテムだ。

ビートルズの写真も
立版古で名画の世界を立体的に再現!江戸時代からある3D作品【i】 ビートルズ
写真も立体にできるのだ。これはビートルズの有名な写真だ。
あのシーンが立体になり、世界に入っていける。

公式のHPから1000円で購入できる。

しかしアマゾンでは3,800円??
転売か?

立版古で名画の世界を立体的に再現!江戸時代からある3D作品【i】 ハローキティ
そしてハローキティも立版古になった。

35周年記念限定だ。
なのでHPではすでに公式のものは売っていない、、



けどアマゾンからなら買える。

アマゾンで検索すると、いくつかの立版古が売ってある。
しかし公式のHPより値段が高くなっている。
おそらくそれは転売屋ろうだろう。

公式HPの方が安くお手軽なので欲しい人はこちらから買おう。
立版古プロダクト
参照元:http://tatebanko.com/about/index.html

スポンサーリンク

スポンサーリンク