トリックアートとは人間の目の錯覚（錯視）を利用したアートだ。
実は古くから絵画の
シュルレアリスム（超現実主義）で使われている技法を使ったものだ。
普通の絵画も2次元を立体に見せるという事をみても、
広義の意味で絵画もトリックアートと言えるかもしれない。。
しかし現代のトリックアートは絵画の中にだけ限定せずに表現される。
空間に入り体験するという事も大事な要素だ。。
そんなトリックアートには驚き、楽しめる作品が多いが、今回は少しダークなトリックアートを紹介しよう。
異次元な空間を作りだすトリックアート
空間全体を使い、作り出されたトリックアートは迫力がある。
何百、何千の線を描き、その線を歪め、
密度の差を作りだす事で、まるで空間が歪んでしまったような光景を作りだす。。
この作品はブリュッセルのINGアートセンターとミュンヘンのERES-Stiftungで行われた。
Peter KogleHP
異次元に吸い込まれそうな引力を感じる。
アインシュタインは空間と時間は変化すると言ったが、それを視覚的に表現したかのようだ。
ホラー映画で呪いの部屋として出てきそうなテイストだ。
まっすぐ歩けないね。
参照元
http://www.thisiscolossal.com/2016/12/vertigo-inducing-room-illusions-by-peter-kogler/
http://www.kogler.net/
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