デザインが価値を決める。デザインを良くすれば生産性も上がる?【tho】

デザインの優先順位は必ずしも高くない。特に日本においてはデザインよりも機能や性能、価格が重視される傾向が強い。

デザイナーは安い価格で働かされる。
しかしこの世界で価値を高めるにはデザインが重要であるのだ。

デザインが価値を飛躍させる

デザインが価値を決める。デザインを良くすれば生産性も上がる?【tho】
その物の品質や機能というのも、もちろん重要であるあろう。
しかし物の価値を圧倒的に飛躍させるのはデザインであるのだ。

例えば、あらゆるジャンルで高級なものをイメージしてほしい。

車、服、時計、それらの世界で高級と言われるものは何か?性能や機能もあるが、オシャレなイメージがありデザインがその価値を飛躍させているのである。

ブランド化に成功している物だ。

ブランド品が本質的によいデザインであるのかは置いておき、デザインが他の製品との差をつけるのに重要だということをわかっているのである。

同じ時間で同じ材料で同じ精度で物を作る。最後に差をつけるのはデザインなのだ。
デザインによる結果的な値段の差は材料などの差の比ではないのだ。

デザインが価値を決める。デザインを良くすれば生産性も上がる?【tho】
例えばルイ・ヴィトンやシャネルの高級ブランドと、庶民的に優しいユニクロを比べてみよう。

素材も作り方も高級ブランドの方が質が高いだろう。

しかし素材のお金の差が2倍くらいだとしても、最終的な製品の値段の差は2倍どころではない。

その差を生んでいるのがデザインであるのだ。


デザインが価値を決める。デザインを良くすれば生産性も上がる?【tho】


車でもそうだ。
日本車の技術と品質は世界も認めるものがある。

しかしお金持ちは必ずと言っていいほど外国車だ。

外国への憧れと高いものを買える自分を示したいと言うとこもあるのであろうが、外国の車はデザインにもここだわった結果であろう。


デザインを良くすれば生産性も上がる?

それは生産性の違いにも繋がるのでは考えている。デザインで製品の価値を高めることができれば、結果的に労働の生産性も上がるのだ。

もしかすると日本の生産性の低さはデザインをおろそかにしているからかもしれない。
ユニクロはブラックという批判もあるが、シャネルなどはか聞かないだろう。 


また、戦後からの高度経済成長は物がなく、物を大量に供給することが求められた。
そんな時代はデザインをこだわらなくても売れた。

しかし今の時代は、一つ一つの物の価値を高めなくては売れない時代のだ。
それがデザインであるのだ。
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