頑張っても稼げない「月3万円ビジネス」とは?【c】

月3万円しか稼げないビジネス?

ビジネスと聞くと怪し感じてしまう
「スマホ1台で楽して稼ぐ、誰でも月収30万」「化粧品買わない?」「経済的、時間的自由欲しくない?」

そんな勧誘や広告をあなたも聞いたことがあるかもしれない。

しかしこの月3万円ビジネスは少し違うのだ。

このビジネスはどんなに頑張っても月に3万円しか稼げないのだ。
それは新たな生活スタイルを提案するビジネスであるのだ。

新たなスローライフを提案する 



この本を見かけたの地球と人に優しそうな、とあるオーガニックなカフェだ。
金にみまれたビジネスとは程遠い場所で見かけたビジネスとう言葉に目を引かれた。

このビジネスは
金を大量に稼ぐことが目的ではなく、新たなスローライフを提案する本であったのだ。 

競争から外れたビジネス

「月3万円ビジネス」というのは、月に3万円しか稼げないビジネスのことです。いいことしかテーマにしません。このビジネスはたくさん有ります。なにしろ月に3万円しか稼げないので、脂ぎったオジサンは見向きもしません。つまり、競争から外れたところにあるビジネスです。だから、たくさん有るのです。

と書いてあり、多くのビジネスを提案している。

今の資本主義のシステムは競争させるシステムだ。
根本はシェアや客の奪い合いだ。

しかし月に3万円のビジネスにはそう言った競争が生まれないという。一部を紹介しよう。
・平飼いのニワトリの卵を1日20個売るビジネス(1個50円、月600個で3万円)
・車のバッテリーをリフレッシュするビジネス(月に6個@5,000円で3万円)
・籾殻断熱パネルの製造・販売 ・石釜づくりワークショップの開催
・有機野菜の朝市を月に2回開催
・ツリーハウスでカフェを運営
・顧客10人の買い物代行サービス 


組み合わせることで安定とリスクの分散に 

しかし月3万円では日本では暮らすことができないだろう。そこで3万円ビジネスではいくつかのビジネスを組み合すことを提案していいる。

それを複業と言っている。 

また現代社会は不安定な社会だ。
一つの収入源ではそれが断たれると大変なことになる。しかしそれをいくつかに分散させることで、リスクの低減にもつながるだろう。

著者は? 

著者は発明家で日本大学の客員教授でもある藤村 靖之さん。

資本主義社会に変わる新たな共生社会、スローライフを提唱している。その中で提唱されたのが月3万円ビジネスだ。 

課題は? 

しかしまだ検証段階といってもいいかもしれない、月3万円ビジネスが持続可能なモデルなのか?

そして常に新しい月3万円ビジネスを考えないといけないというのも課題であろう。

これが安定するのかというところだ。 WEB上にサイトもある。こちらから3万円ビジネスの案の募集もしている。HP

おすすめ商品 月3万円ビジネス100の実例

まとめ 

この月3万円ビジネスがどうなるかはわからないが、新たなスタイルが求められている時代であるのだろう。

それは職業の肩書きではなく生活スタイルで人が語れる日が来るだろう。どんな時代になるか楽しみである。
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