美しく透明なサボテン?ペットボトルのリサイクルアート【art】

美しい透明なサボテン?この正体は? 普通の多肉植物のサボテンか?と思ってしまうかもしれないがよく見ると何か違うのである。

透明に透けている。

バリエーションに富んでいて綺麗ではあるが?この正体は? 

ペットボトルをリサイクル 

美しく透明なサボテン?ペットボトルのリサイクルアート【art】
実はこれはペットボトルをリサイクルして作られた作品であるのだ。

この作品を作ったのはチェコのアーティスト、ヴェロニカ・リッチョーヴァだ。

1964年生まれの彼女はアニメスタジオなどで働いた後、芸術家として独立、その後2004年ごろからペットボトルを使ったアート作品を作って人々を驚かしている。

彼女はペットボトルを使い動物や、シャンデリア、植物など様々なものを作る。今日はその中でも植物の作品を紹介しよう。
ヴェロニカ・リッチョーヴァHP

美しく透明なサボテン?ペットボトルのリサイクルアート【art】
様々な形のサボテン

これが本当にペットボトルから作られたバリエーションなのか?と驚いてしまう。

美しく透明なサボテン?ペットボトルのリサイクルアート【art】

美しく透明なサボテン?ペットボトルのリサイクルアート【art】

美しく透明なサボテン?ペットボトルのリサイクルアート【art】

美しく透明なサボテン?ペットボトルのリサイクルアート【art】

ペットボトルの部分を生かし造形をつくる。

実際の外部にも植えることで不思議な光景を作り出している。

美しく透明なサボテン?ペットボトルのリサイクルアート【art】

雪の中にカラフルなキノコが生える。未知の惑星に来てしまったようだ。

ペットボトルは熱を与えれば自由に変形させることができる。

また様々な色のペットボトルで色にも幅を持って表現することができ、視覚的にも美しい作品になる。それらの独自の方法を編み出しているのだ。



世界各国で違うペットボトル 

ペットボトルと言っても世界で一様ではないのだ。
国が変わればペットボトルも変わる。

彼女は76カ国から3000本以上のペットボトルを集め、研究し作品を作ってきたのだ。 下のページにはこれまでに集めたペットボトルとその歴史が綴られている。
ペットボトルへのトリビュート

ペットボトルによって曲げやすさや性質が違うのであろう。

そういえば日本ではあまり緑や黄色、青と言った色付きのペットボトルはあまり見ない。

その理由は日本はペットボトルのリサイクル率が85%を超えている。
国際的に見てもかなり高水準だ。

ペットボトルはまたペットボトルになる。その時に色がついたペットボトルだと用途が限られてくる。その事を考慮して、日本のぺットボトルは無色透明が多くなっているのだ。 

まとめ 

ぺットボトルのアートが作られているということは裏を返せば、ぺットボトルがゴミとして捨てられている現状があるということだろう。

日本のゴミの現状がすべていいとはいいえないが、日本のようにリサイクル率が上がればアートに使うぺットボトルもなくなるだろう。

この作品は作れなくなった時が本当の完成かもしれない。

参照元
http://www.thisiscolossal.com/2015/04/recycled-plastic-bottle-plant-sculptures-by-veronika-richterova/
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