今回はそれらの埋葬方法をもうちょっと詳しく調べてみたよ。世界にはお驚くべき埋葬方法があるようだ。
http://info-graphic.me/culture/488
世界の驚くべき、埋葬方法
日本では火葬による埋葬が一般的だ。仏教が火葬である事と、明治政府が衛生的という観点から火葬を進めたことから火葬が一般的になった。
埋葬方法は宗教的、文化的背景、また個人の死生観によって変わってくる。
そして近年は個人の価値観が多様化するのと同時に埋葬方法も多様化しているのだ。
液体火葬
簡単に言えば薬品で溶かすのだ。
猟奇的な感じがするだろう。どこかの殺人鬼がやりそうだ。
その方法はアルカリ性の水溶液で分解するのだ。後には骨が灰状になって残るのみだ。
原理は水酸化カリウムや水酸化ナトリウムで通常の腐敗のプロセスを高速化するようなものであるという。
その際に150度ほどの熱が発生する事から液体火葬と言われるのだ。
一見怖い感じもするが、実はエコなのだ。発生する二酸化炭素も火葬の4分の1で、必要なエネルギーも8分の1です済むのだ。
液でやるか火でやるかの違いのみで火葬とそんなに変わらないのかもしれない。
しかしこの方法は現在の日本では法律で認められていない。
米国でもフロリダなど８つのし州で許可されているのみだ。 アメリカのカトリックの聖職者からは「死への敬意が感じられない」という批判もあるようだ。
そのイメージを変えるためにグリーン火葬とも現在は呼ばれている。
http://www.bbc.com/news/science-environment-14114555
ダンボールの棺
アメリカで開発され、現在は日本でもダンボール棺を使うことができる。
火葬では棺も一緒に燃やされる。その際にダンボール棺はエコであるのだ。今では多くの葬儀社でダンボール棺を選ぶことができるそうだ。
http://www.e-kazokuso.com/gallery/gallery-1727-47460.html http://en-park.net/books/7998
カーボンオフセット 木を植える
それを埋葬時にもやってしまおうと言うのだ。オーストラリアのアデレードでは遺体の上に１本、木を植えるという埋葬が始められたのだ。
自分が木になり地球の一部になるような、そんな感じもする。
地球環境にも貢献しイメージは良い。
http://greenz.jp/2008/03/25/cemetery_carbonoffset_australia/
フリーズドライ
その粉を地中に埋めることで1年で自然に帰ることができると言う。
西洋で一般的な土葬は棺が自然に分解されることがなく、火葬はそのエネルギーが無駄である。
スウェーデンの生物学者スザンヌ・ウィーグ・マサクによれば最もエコな方法ではないか？とも言われている。
http://www.atlasobscura.com/articles/a-burial-machine-that-will-freeze-your-corpse-vibrate-it-to-dust-and-turn-it-into-soil
火葬の熱でプール
火葬の際に発生する熱を温水プールに利用しようと言うのだ。2011年にイギリスのレディッチ市が計画したようだ。当然市民からは君が悪いと言う声が多く上がった。
しかしその後賛成が８割を超え、実際に実現したと言う。実はこの方法はスェーデンなどの北欧では一般的なのだと言う。 http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/howaboutthat/8279648/Crematorium-heats-swimming-pool.html
宇宙葬
言葉くらいは聞いたことがあるかもしれない。その言葉通り、宇宙に遺骨を飛ばすのだ。2004年には150人分の遺骨を乗せたロケットによる散骨が行われた。しかし実際には遠くの宇宙にいくわけではなく、地球の軌道を回ることになる。そのため宇宙ゴミが増えるだけだと言う批判もある。
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ピンクの棺？折りたたみし式の棺？
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鳥葬
その一つが鳥葬だ。
そう鳥に遺体を処理ささせるのだ。
チベット仏教などで行われている。鳥に天国に届けてもらうと言ういう意図があるという。
風葬
この方法は土葬にも火葬にもせず、自然の腐敗に任せるという方法だ。インドネシアのトラジャ族は今でも行っており、日本でも沖縄県の宮古島などでお行われていたという。
まとめ
このように世界には様々な埋葬方法がある。昔は宗教観によって様々なものがあったが現代はエコな方法が中心に考えられているようだ。まだイメージ的に抵抗があるものも多いだろう。しかし、最終的に行き着くところは同じである。
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