クリムトの絵画を立体的に実写化?妖艶さと荘厳さを見事に再現!【a】

19世紀に活躍し、現在でも世界的に人気の画家であるのがグスタフ・クリムトだ。
エロスを表現し、その絵画の中に人間の生や死なども感じることができる画家だ。

他に類を見ない、妖艶で荘厳な雰囲気のある絵画を描く。
そんな絵画が立体な作品になった?


クリムトの絵画を立体的に再現?

19世紀末のウィーンを代表する画家がグスタフ・クリムトだ。
エロスや性、人間の生や死を描いた画家だ。現代でもファンの多い画家だ。

そんなクリムトの絵画が立体になった?


歓喜の歌
それがこちらの作品だ。
そう実際に人がクリムトの絵画の人を演じ、そこに装飾がされている。

この作品を作ったのはオーストリアの写真家Inge Praderだ。クリムトに敬意を払い、彼の作品を忠実に立体として再現した。

実際のモデルに小道具、装飾をし再現した。この作品はウィーンで毎年開催されているHIV /エイズのための募金イベント、Life Ballの一環として2015年に製作された。
Inge Praderのインスタ→https://www.instagram.com/inge_prader/
HP→http://www.prader.at/viewall.php


クリムトの絵画や金箔で装飾されエロスを感じる絵画も多い。そんな荘厳さと妖艶さを見事に再現している。

こちらの作品はクリムトの最大の作品で壁画のベートーヴェン・フリーズだ。
縦7フィート(約2m)、横幅は112フィート(34m)もある巨大な作品だ。

ベートーヴェン第九交響曲に基づく作品で、「幸福への憧れ」、「敵対する勢力」、「歓喜の歌」の3つの部分に分かれている。

その中の「敵対する勢力」だ。

こちらは「幸福への憧れ」
立体になることで、平面では目がいかなった部分にも目が行くようになる。
より深く絵画を理解することができるだろう。





クリムトの作品の中でも有名な「生と死」
死の象徴の死神と生の象徴の人間の様々な段階が対比されている。



こちらは大学の構内に描かれ、卑猥だと批判された「医学」「哲学」「法学」の3部作の一つ「医学」だ。






こちらは「ダナエ」だ。美しい、、


これは「音楽Ⅱ」か?少しオリジナルと違う。

おそらくこちらはクリムトの作品に触発を受けて製作された作品だ。
スターウォーズに出てきそうだ。

参照元:http://www.prader.at/viewall.php
https://www.instagram.com/inge_prader/

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