緑に覆われた緑化建築、8つ。自然それとも建築?【ar】

20世紀、21世紀は建築と自然の関係性が変わった時代だ。

それまで建築と自然は相反するような存在であったが、その関係が変わる時代だ。そう自然と建築が融合する時代なのだ。

そんな緑化しすぎなのでは思うほどの建築を紹介しよう。 

ログナー・バート・ブルーマウ(Rogner Bad Blumau) 

自然それとも建築?緑に覆われた緑化建築。8つ【arc】ログナー・バート・ブルーマウ(Rogner Bad Blumau)
直線を嫌い、自然を愛した芸術家で建築家のフンデルトヴァッサーの代表的な建築だ。 オーストリアにある温泉施設だ。

おとぎ話の中からでてきたような建築で地面から屋根がつながり、ほとんどが緑化されている。

建築と自然の境界線がわからず、また見ていてもドキドキ楽しくなる建築だ。 

植物に覆われた不思議な建物、フンデルトヴァッサーの世界【arc】

屋根にヤギがいるお店 

自然それとも建築?緑に覆われた緑化建築。8つ【arc】屋根にヤギがいるお店
屋根を緑化し、その上にヤギがいるではないか?なんとも不思議な光景である。
実はこれはアメリカにあるスウェーデン料理屋のお店なのだそうだ。

屋根で植物と動物の一連の生態ができている。詳細はこちらから 

屋根の上でヤギを飼う?アメリカにあるスウェーデン料理のお店【nat】

たんぽぽハウス 

自然それとも建築?緑に覆われた緑化建築。8つ【arc】たんぽぽハウス
日本の建築家、藤森照信の建築で自邸である。屋上の緑化といえば芝が普通でると思うがこの建築はたんぽぽを植えたのだ。

屋根と壁からもたんぽぽが生える、春になるとたんぽぽを飛ばす。
まさに周辺の環境と融合している。 

パトリック・ブランの壁面緑化


自然それとも建築?緑に覆われた緑化建築。8つ【arc】パトリック・ブランの壁面緑化
植物学者でもあり、アーティストでもあるパトリック・ブランは壁面緑化の世界の第一人者だ。

彼の作る壁面緑化はすでに芸術の域に達している。

ただの植物を植えるのではなく、その環境に適した植物を植え、生態系さえできあがるのだ。また芸術性も高く、流れを感じるように作り美しいのである。 

一つ生態系が生まれる?パトリック・ブランの美しい壁面緑化【nat】

スタバを緑化 

自然それとも建築?緑に覆われた緑化建築。8つ【arc】スタバを緑化
アメリカのシアトル発のコーヒ店だ。

日本にも多くあるが、屋根を緑化したスタバは日本では見たことがない。これはアメリカのフロリダのディズニーランド内にあるスタバだ。

http://www.fujitouzouen.co.jp/GrnngInfrmtnWrld/index.php?c=5-5 

木の鉢になる家 

自然それとも建築?緑に覆われた緑化建築。8つ【arc】木の鉢になる家
これはベトアムのホーチミンの市街地に作られた住宅だ。

ベトナムは知っての通り日本より暑い。

また近年は都市も進み都市全体の0.25%の面積しか緑に覆われていないという。そんな都市部の環境を考えて作られた建築だ。 

建物がキューブ状になりそれぞれの間に風邪を通し、外部と内部の境界をあやふやにする。

またキューブはそれぞれ木の鉢のような役割をするのだという。
http://www.archdaily.com/518304/house-for-trees-vo-trong-nghia-architects 

その他謎の緑化建築 覆われすぎた緑化? 

自然それとも建築?緑に覆われた緑化建築。8つ【arc】 覆われすぎた緑化?
これはピンタレスト上で偶然見つけた画像だ。
詳細はわからなかったが緑に覆われすぎた建築だ。どうやら東京にあるようだがそれ以上はわからなかった。

ただ無造作に生えているのではなく、形が整えられているようだ。

覆われすぎで一体どうなっているのか詳細が気になる建築だ。


バスの上を緑化 
自然それとも建築?緑に覆われた緑化建築。8つ【arc】バスの上を緑化
こちらも詳細は謎のバスの上を緑化である、詳細が気になる。。

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まとめ 

様々な緑化がある。緑化が法律による義務ではなく、人間と自然に対する礼儀のようなものとしてあるべきだと考える。

それは人間にとって都合の良い建築ではなく、自然や地球のことを考えた建築だ。
少なくともここで紹介した緑化建築は、人間中心ではなく自然が主役の建築であろう。
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