認知症の方が働く料理店
宮沢賢治の小説ではない、、その料理店は注文を間違えるというのだ。そんな料理店ダメではないか?と思ってしまうが?
このお店には注文をとり、料理を運んでいるおばあちゃん、おじいちゃんがいる。実はその方々は認知症を抱えているのだ。
昨日訪れた「注文をまちがえる料理店」についての記事を @unleashmag に執筆しました。発見の多い素敵な空間で、プレオープンを終えて、次の活動が楽しみです!https://t.co/Va5bFXYbvW pic.twitter.com/OJtTByswNe— モリジュンヤ (@JUNYAmori) 2017年6月5日
認知症とは主に老化によって脳の機能が低下し、物忘れなどがひどくなる症状のことだ。うちの昨年亡くなったひいばさんも昼間飯を食ったばかりなのに、まだ食ってないとよく言っていた。
そんな状態だ。
現在日本には500万人のも認知症患者がいると言われている。
つまり注文を取るが、その注文を忘れて違う料理が出てきてしまうかも、、という料理店なのだ。
6月3〜4日だけのプレオープンだったのだが、話題になった。
食券だけ変えば料理がすぐに出てくる飲食店とは違う。注文を取りに来たはずなのに何をしに来たのか忘れてしまうこともある。
認知症のひとたちが働く「注文をまちがえる料理店」のプレオープンに行って来ました(^^)— 工藤瑞穂(soar編集長) (@mimimizuho) 2017年6月4日
ジュンヤくんはおばあちゃんにハンバーグを注文したんだけど、見事に餃子が来て大笑いしました笑 pic.twitter.com/TshX6wOMml
コミュケーションをしっかり取らないと料理がでてこないのだ。
さらに出てきた料理が違うこともある。
料理はプロの料理人が作っている。
認知症の人に働く場所を提供することにもなり、症状を遅らせることもできるだろう。
認知症の方々が注文を取る「注文を間違える料理店」。— yasuko matsuoka (@yasukomatsuoka1) 2017年6月4日
間違って違うメニューがくるかもしれないワクワク感を、私も感じてみたいな。
誰にとっても、明日は我が身だし、寛容でありたい。https://t.co/y1A4ZGEQLl
間違えを初めから許容しているお店だ。注文を間違える料理店、発想が素晴らしすぎhttps://t.co/IzTk6OcKQ1— なべとびすこ(鍋ラボ) (@nabelab00) 2017年6月5日
なので 「許す」ということを覚え、心の余裕を生んでくれるだろう。
今は少しのミスや不祥事にすぐに批判が起こる。世の中に必要な休憩所のような存在になるかもしれない。
"「注文を間違える料理店」は、間違えることを目的にしてるわけじゃありません。間違うかもしれないし、間違わないかもしれない。でも、もし間違えちゃった時には許してね(てへぺろ)っていう感じ" https://t.co/79wrGXXkrN— Kanako (@kanakob) 2017年6月5日
ドキュメンタリー番組がきっかけで
このお店をプロデュースしたのはNHKのディレクター小国士郎さん。4年前に認知紹介護のドキュメンタリー番組を作った事がきっかけだという。制度や法律を変えるよりも、寛容であることで解決できる問題もあるのではなかと思い作ったのだという。
限定オープンであり、次回は9月に1週間のみオープンするそうだ。
ちゃんと行ってる人の記事↓
社会はもっと優しくなれるかもしれない−−認知症の人たちが働く「注文をまちが…
それを許せない人もいる?
「注文を間違える料理店」私が最初に読んだ紹介記事は「実際に注文を間違えられて笑った」と記述があって複雑だった。客側が「間違いを許容する」というコンセプトはわかる。でも笑いものにするのは違うんじゃないかな。大げさだと思われるだろうけど私は嫌だ。メニューなんて1種類でいいじゃん— シンバルン (@cymbaln) 2017年6月5日
注文を間違える料理店、ネタでやってるのかもしれないけど嫌だなあ— あおもり (@mokk1201) 2017年6月5日
注文を間違える料理店は「許すことを覚えよう」と言う料理店だ。RTの注文をまちがえる料理店。なんか色々モヤモヤする。リプとか見てると「素晴らしい取り組み!」「こういうのを受け入れられる心の余裕を!」とかの好意的なものが多いんだけど、実際どうなんだろう?— 会社員二児母 (@htrkmtr) 2017年6月5日
間違えるかな?何持ってくるかな?を期待するってなんだか失礼な気がするんだけどな…。
しかしそれを許せない人たちもいる。
なかなかこの世界は難しいようだ。
しかしその批判の声も許そう、、まずはそこからだ。
まとめ
あらゆる場所で苦情や批判が振りまかれている。許せなくなってしまった日本人たちは「許せない」とあらゆるものを攻撃する。「問題だ!」と文句を言うが、それはその人の視点によって作られているのかもしれない。
また認知症だけでなく、誰にも欠点やできないこと、間違えることはある。それをだめなことではなく、魅力とし発信できると言うことも教えてくれる。
誰にでもある欠点が、そのままで魅力になる可能性であると教えてくれる。
競争社会から抜け出す可能性である。
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