「注文をまちがえる料理店」とは?許せる世界に、、【o】

許せる世界に、、「注文をまちがえる料理店」とは?【o】
今、話題になっている料理店がある、それが「注文の多い料理店」ではなく、「注文をまちがえる料理店」だ。

注文を間違える?どういうことだろうか?

認知症の方が働く料理店

宮沢賢治の小説ではない、、その料理店は注文を間違えるというのだ。

そんな料理店ダメではないか?と思ってしまうが?

このお店には注文をとり、料理を運んでいるおばあちゃん、おじいちゃんがいる。実はその方々は認知症を抱えているのだ。



認知症とは主に老化によって脳の機能が低下し、物忘れなどがひどくなる症状のことだ。うちの昨年亡くなったひいばさんも昼間飯を食ったばかりなのに、まだ食ってないとよく言っていた。

そんな状態だ。
現在日本には500万人のも認知症患者がいると言われている。

つまり注文を取るが、その注文を忘れて違う料理が出てきてしまうかも、、という料理店なのだ。 



6月3〜4日だけのプレオープンだったのだが、話題になった。

食券だけ変えば料理がすぐに出てくる飲食店とは違う。注文を取りに来たはずなのに何をしに来たのか忘れてしまうこともある。

コミュケーションをしっかり取らないと料理がでてこないのだ。
さらに出てきた料理が違うこともある。

料理はプロの料理人が作っている。 


認知症の人に働く場所を提供することにもなり、症状を遅らせることもできるだろう。

間違えを初めから許容しているお店だ。

なので 「許す」ということを覚え、心の余裕を生んでくれるだろう。

今は少しのミスや不祥事にすぐに批判が起こる。世の中に必要な休憩所のような存在になるかもしれない。

ドキュメンタリー番組がきっかけで 

このお店をプロデュースしたのはNHKのディレクター小国士郎さん。4年前に認知紹介護のドキュメンタリー番組を作った事がきっかけだという。

制度や法律を変えるよりも、寛容であることで解決できる問題もあるのではなかと思い作ったのだという。

限定オープンであり、次回は9月に1週間のみオープンするそうだ。

ちゃんと行ってる人の記事↓
社会はもっと優しくなれるかもしれない−−認知症の人たちが働く「注文をまちが…

それを許せない人もいる?



注文を間違える料理店は「許すことを覚えよう」と言う料理店だ。
しかしそれを許せない人たちもいる。 

なかなかこの世界は難しいようだ。

しかしその批判の声も許そう、、まずはそこからだ。


まとめ 

あらゆる場所で苦情や批判が振りまかれている。許せなくなってしまった日本人たちは「許せない」とあらゆるものを攻撃する。

「問題だ!」と文句を言うが、それはその人の視点によって作られているのかもしれない。

また認知症だけでなく、誰にも欠点やできないこと、間違えることはある。それをだめなことではなく、魅力とし発信できると言うことも教えてくれる。

誰にでもある欠点が、そのままで魅力になる可能性であると教えてくれる。

競争社会から抜け出す可能性である。
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