ダ・ヴィンチの絵画「サルバトール・ムンディ」が史上最高額で落札された?【a】

レオナル・ダ・ヴィンチと言えば絵画史上最も有名と言ってもいいかもしれないモナ・リザを描いた芸術家だ。

その才能は絵画だけでなく、彫刻、発明、解剖学など多岐に渡る才能があることでも知られている。

そんなレオナルド・ダ・ヴィンチのイエス・キリストの肖像画が米ニューヨークで競売商クリスティーズのオークションに出された。

そして史上最高額で落札された。


「サルバトール・ムンディ」史上最高額で落札

そして芸術作品としては史上最高額の4億5030万ドル(約510億円)で落札された。

当初は1億ドル(約112億円 )程度と思われていたがその予想をはるかにうわまったのだ。

ダ・ヴィンチの絵画「サルバトール・ムンディ」が史上最高額で落札された?【a】
この絵画は「サルバトール・ムンディ」(救世主)というキリストの肖像画を描いたものだ。

サルバトール・ムンディって誰?と思った人もいるかもしれないが、サルバトール・ムンディはラテン語で「世界の救世主」という意味だ。

男性版モナ・リザとも言われ、右手を掲げ、左手に水晶玉を持ったキリストのが描かれている。  
またダ・ヴィンチの絵画は数が少なく、20点にも満たない。その中で最後の個人所有の絵画でもあった。

まっすぐにこちらを見て、今のにも何かを語りかけて来そうである。

そう言われるとどことなくモナ・リザと似た雰囲気を感じる。
ダ・ヴィンチの絵画「サルバトール・ムンディ」が史上最高額で落札された?【a】

モナリザとほぼ同時期の1490年代後半から1500年頃ごろに描かれたと言われている。

17世紀の時には英国王のチャールズ1世が所有していたが、その後コレクターの間を転々として所在が不明になっていた。

しかし2005年のアメリカのオークションに出品され、その後の調査でダヴィンチの作品として確認されたのだ。

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最後の個人所有ということと、数少ないダヴィンチの絵画ということで、おそらくオークションにでてくることはほぼないであろう。

そしてどことなくモナ・リザを感じることのできる雰囲気が要因となって価格を引き上げたのではないだろうか?
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