フードシェアサービス「TABETE」。廃棄されそうな食品をシェアする!【o】

廃棄されそうな食品をシェアする!フードシェアサービス「TABETE」【o】
日本のフードロスを救うかもしれないサービスが開始された。

先進国は食べ物は多く困ることはないが、問題になっているのは廃棄される食料の問題、フードロスの問題だ。

そんなフードロスの問題を解決するかもしれないwebサービスを紹介しよう。

日本のフードロス

廃棄されそうな食品をシェアする!フードシェアサービス「TABETE」【o】
食料自給率は低い日本であるが、世界中の食が集まるのが日本だ。
街に行けばどこにでも飲食店があり、食に困ることはないだろう。


そんな日本で問題になっているのがフードロスだ。
農林水産省の調査によれば、日本では年間約2,801万トンもの食品が廃棄されている。
この数字は食料消費量全体の2割にものぼる。

日本人1人当たりのすると、おにぎり1〜2個を毎日捨てているということになるという。

そう考えるとかなりの量だ。

またそのうち642万トンまだ食べることができるのに捨てられている。
そのうち312万トンが家庭からのもので、その他が飲食店などからだ。

廃棄されそうな食品をシェアする!フードシェアサービス「TABETE」【o】
世界では8億人もの人々が飢えに苦しんでいる現状があり、日本などの先進国のフードロスが無くなれば世界の飢えの問題は解決できるのだ。

フードシェアリングとは?

フードシェアとは文字通り食べ物を分けるということだ。フードロスで廃棄される食品を、その前に他の人にシェアし無駄を削減しようというのだ。

経済的でもあり、世界の飢えの問題を解決する一つの手段として徐々に広まっている。


欧米で始まった取り組みで、ドイツなどでは家庭で使わない食品や廃棄するはずの食料を他人にシェアする取り組みもおこなわれている。

廃棄されそうな食品をシェアする!フードシェアサービス「TABETE」【o】
街の中に公共の冷蔵庫があり、
その中に食料を入れ、アプリやインターネットで登録をする。そしてどこに何があるかわかるようになっているのだ。

またフランスでは2016年からスーパーマーケットで出た廃棄食品をフードバンクなどに寄付する取り組みをしている。


フードシェアのwebサービス「TABETE」

そしてようやく日本でも食べ物のロスを減らそうとフードシェアのサービスが始まった。それがTABETEというwebサービスだ。

廃棄されそうな食品をシェアする!フードシェアサービス「TABETE」【o】
フードロスと言っても全てをひとくくりにはできない。

このサービスは飲食店や惣菜点で廃棄になりそうな食品とユーザーを繋ぐのだ。

例えば、
イベントがあって集客が期待していたのに思いの他集客がなかったり、
雨などの天候によりイベントが中止になったり、

予約があったのに、直前でキャンセルされ食品が余ってしまったり、

単に売れ残りが多かったり、、

そんなときにお店が
廃棄されそうな食品の情報をTABETTEにアップするのだ!


廃棄されそうな食品をシェアする!フードシェアサービス「TABETE」【o】
するとTABETTEに登録ていたユーザーはその情報を見ることができ、
お店を救いに!そして自分のお腹も満たし、財布にまで優しいのだ!

web上で購入し取りに行くことができるのだ。
通常の3割〜5割引きで購入できるという。


現在はテスト中。

残念ながらまだ一般の人は利用できない。
現在は限られたユーザーを対象にクローズドβ実験を行なっている段階だ。

システムの問題点や、ソフトの不具合などがそれにより明らかなになり改善されるだろう。
日の経済や、環境面、そて世界の貧困問題。食料自給率など多くの問題に寄与できそうなサービスである。

掲載したい店舗は募集しているようなので興味がある方は登録してみてはどうだろうか?
参照元:https://www.cocooking.co.jp/food-sharing

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