世界一美しいステンドグラスのサント・シャペルSainte chapelle
ヨーロッパのカトリックの教会は美しいものが多く、多くの観光者も訪れている。そのひとつであるのが、フランスのパリにあるサント・チャペル教会である。
パリを流れるセーヌ川の中洲である、シテ島という場所にその教会はある。
このシテ島にはノートルダム大聖堂などもあり、パリの中でも歴史のある地区である。
このあたりはサント・シャペルも含め周辺の歴史的建造物と共に「パリのセーヌ河岸」として世界文化遺産に登録されている。
今では年間90万人もの観光客が訪れる。
作られた時期の正確な記録が残っていないが、13世紀半ばに建設された。
ゴシック建築が最も華やかだった時代の頂点とも言われている建築だ。。
外観は地味？
内部はとても美しいが外観はとても地味であるという。他の周りの建物に溶け込み気づくことがないかもという。
しかし内部に入ると外観からは想像もつかない世界が広がっている。まるで夢の中にいるようである。
その美しさは世界一と言ってもいいかもしれない。
ステンドグラスには意味もあり聖書の場面がキリスト復活まで描かれているという。
忘れ去られていた？
この場所にはカペー朝時代の王宮のシテ宮があり、サントシャペルはその中にあった聖ニコラ礼拝堂を取り壊して作られたものであった。もともとはルイ9世が収集し始めた聖遺物を納めるために建設された。
その後フランス革命が起こると、礼拝堂や王宮は撤収されたり破壊されることもあった。しかしサント・シャペルは役所として使われることで破壊を免れた。
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だが巨大な書架や棚によって美しいステンドグラスは隠されることになった。
そしてその存在は忘れされることになった。
フランスを訪れたさいは、
一度のこの宝石箱とも言われるステンドグラスを見てみたいものだ。
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