![新しい世界遺産?近代建築の世界遺産たち7つ【arc】](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiWu9uHTt3XPo6RqZtVWWXctHJzULHYIIOPLAzqF8eNWbc8b4_rWtonjePhjcBpzau3QV9IlYEnEiVtkVFaldhkm0jq0OZTNREYkSyUHM0aVSO4VlbaAJx72fSqS7IvHb8uNr4q-dQgjxw/s640/TM400ss.jpg)
世界遺産にも様々な種類がある。自然遺産、文化遺産、そして複合遺産だ。
自然遺産は文字どおり自然が作り出した風景などだ。文化遺産は人間はが作った、文化や、遺跡、建築物など。
複合遺産はそのどちらも満たしているものだ。
その中で建築物の世界遺産と言えば、昔の遺跡などで日本では神社仏閣など古い建物であるイメージがあるだろう。
しかしそこまで古くなくても世界遺産になった建築物もあるのだ。そんな近代建築の世界遺産、そして世界遺産候補を紹介しよう。
オペラハウス
オーストラリアとシドニーを代表する建築物だ。ものすごく近代的なイメージのする建築物であるが、竣工は1979年と意外に古い。しかしもっとも新しく建築された世界遺産でもあるのだ。
当時は無名の建築家であった、ヨーン・ウツソンが設計した。
その奇抜な形は建築が難しく、後期は大幅に遅れた。
1959年に着工し、完成予定は1963年の予定であった。
世界遺産に登録されたのは2007年だ。歴史の浅いオーストラリアにおいて、文化の発信をし、創造する場所だと認められた。
コルビジエの建築群
フランスの建築家でモダニズム建築の巨匠として知られているのがコルジビジェである。近代建築の5原則を提唱し、今の建築の基礎を作った人物だ。そんなコルビジェの建築群、7カ国の17施設が「ル・コルビュジエの建築作品」として2016年の7月に世界文化遺産に登録された。
その中には日本の東京・上野にある西洋美術館も含まれている。
初期の作品と後期の作品で雰囲気ががっらと違うのもコルビジェの特徴だ。これは後期の代表的な作品ロンシャンの教会だ。
これは見に行きたい作品だ。
ブラジリア
ブラジル首都であるブラジリアの人工都市だ。1960年代に何もないブラジル内部の高原に建築家ルシオ・コスタとオスカー・ニーマイヤーによって作られた。共産思想があったオスカーにマイヤーによって作られ建築は近未来的で不思議だ。UFOのようだともしばしば言われる。
世界遺産に登録されたのは1987年である。
当時は建築から30年も経っていなかったのに、登録されたのは異例ではあったはが、20世紀を代する建築群であることが認められた。
ルイス・バラガン邸と仕事場
日本ではあまり名前が知られていないかもしれないが、メキシコの20世紀を代表する建築家であるのがルイス・バラカンである。建築のノーベル賞とも言われるピュリツカー賞も受賞している。
その彼の自邸兼、仕事場だ。
伝統の建築とモダニズムを融合した建築で、ピンクの色が特徴である。
シュレーダー邸
今見ても全く古さを感じさせない建築だ。有名な家具、レッドアンドブルーをデザインしたことでも知られるヘリット・リートフェルトが設計した建築だ。
夫を亡くしたシュレーダー夫人と3人の子供たちの家である。オランダのユトレヒト市内に、1924年に建てられた。
デ・ステイルという20世紀初頭の芸術運動を代表する建築物だ。世界遺産に登録されたのは2000年だ。
デ・ステイル
レッドアンドブルー
トゥーゲントハット邸
モダニズム建築の3大巨匠の一人のミース・ファン・デル・ローエの作品である。1930年に作られたチェコにある建築だ。自分も知らなかった建築だ。
なぜこの建築か?少し疑問に思った。もっと有名な建築、もしくはコルビジェのように建築群での登録がよかったのではと思ってしまった。
サグラダ・ファミリア
世界でもっとも観光客がおとずれる建築物とも言われている。あまり説明する必要はないだろう。スペインの建築家、アントニオ・ガウディの建築だ。
モダニズム時代の建築家だが、その作風はモダニズムとは一線を画している。 1984年にアントニオ・ガウディの建築群として登録されている。
世界遺産登録が期待される作品・建築家
フランク・ロイド・ライト
モダニズム建築の3大巨匠の中で未だ登録されてないのがフランク・ロイド・ライトである。アメリカの建築家で代表作に落水荘やグッゲンハイム美術館がある。
アメリカが世界遺産の登録を目指しているが、2016年も却下され未だ登録にはいたっていない。
丹下健三 代々木競技場
日本の建築界の巨匠である丹下健三である。その丹下が設計し、1964年の東京オリンピックの会場になった代々木競技場を世界遺産にしようという動きがある。丹下ので弟子の槇文彦や2020年のオリンピックの競技場を作る隈研吾らが推薦している。 日本にも日本人建築家による近代建築の世界遺産が誕生するか?
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まとめ
世界遺産は今後も増えていくだろう。多くなりすぎると価値が薄れる事が懸念される。
中には「それ推薦する?」というものもあるのも事実だ。
当時者の自意識過剰や、商売目的ではないのか?というものもある。 このペースで行けば我が実家か世界遺産に登録される日も近いだろう。
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