視覚障害者も遊べる?点字のルービックキューブ!【d】

一度は遊んだことがある人も多いのではないだろうか?
それがルービックキューブだ。


立方体のパズルの色を合わせて遊ぶ知育玩具だ。空間認識能力や計算能力が鍛えられそうなおもちゃだ。しかし問題点もある、、色が見えなくては遊ぶ事ができないのだ。

そう視覚障害者は遊ぶ事ができない。だがそんな問題点を克服した??点字のルービックキューブ が登場した。

点字のルービックキューブ!?

ルービックキューブはハンガリーの建築学者、エルノー・ルービックが考案した知的玩具だ。3次元幾何学を説明するために作られたのが始まりだという。

現在では世界中で遊ばれており、競技としても発展している。

子供の頃に遊んだ人も多いだろう。
色を揃えてゆくのだが、感覚だけでは一面揃えるのがやっとだ。。

しかしこのルービックキューブには一つの欠点がある。それが視覚障害者は遊べないという点だ。色が見えなくてはできないのだ。



だが、そんな弱点を克服するルービックキューブが開発された!
それが点字のルービックキューブである。

真っ白だ!そこに色ではなく点字が刻まれている。
これは面白いアイディアだ。


このルービックキューブは「braillecube」と言う名でデザイナーのKonstantin Datzさんが制作したものだ。

 普通のルービックキューブの面を一つずつはがし、点字がついた面を貼って作っていく。
手作業で作っていたのだ。それぞれに色の点字が刻まれているようだ。


実はこのルービックキューブはアート作品であるのだ。プロトタイプはMoMA(ニューヨーク近代美術館)に展示をされた。

この点字のルービックキューブは以前は買えたようだが、現在は販売はしていないようだ。

しかし、点字を合わせるのは色よりも難しいように思える。視覚ではなく指先の感覚で認識しなくてはいけないのだ 。

まずは点字を覚えないといけなかったり、繊細に点字の違いをわからないといけない。そう逆に健常者は難しいのでは。

感触で遊べるというのは面白い!しかし点字は難しいのだ…そんな問題点を解決したルービックキューブもある??



手の感触で遊べるルービックキューブ

わかりにくいのだ…そんな点字の問題点を克服したルービックキューブもある!
それがこちらの手の感触で遊ぶ事ができるルービックキューブ「白いルービックキューブ」だ。


それぞれの面の表面の素材が違うのだ。点字はわずかな違いを感じなくてはいけなかったが、これは誰でも違いがわかり安い。

視覚でも感触でも両方で違いがわかる。
健常者も視覚障害も遊ぶ事ができる。

多少の操作性と耐久性が少し心配だ…



このルービックキューブはアマゾンや楽天でも販売中だ。
参照元:https://braillecube.com/
https://plginrt-project.com/adb/?p=2513

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