演奏に1,000年?639年?かかる音楽!もやはそれは祈りのようだ。。【c】

音楽は日常の中の溢れており、現代には欠かせない物になっている。
普通、僕らが聴く音楽は3〜5分くらいのものだ。


しかし本来曲と言うものは自由であるはずだ。演奏時間が決まっている訳ではない。
クラッシクの交響曲では40分を超えるのも普通だ。

しかし世界には1,000年のをかけて演奏される曲があると言う??
そんな長すぎる音楽を紹介しよう!

ロングプレイヤー、1,000年かけて演奏する音楽??

現在の最長の音楽は驚異の1,000年をかけて演奏される曲
それがロングプレイヤーと言う曲だ。

それがこちらの曲だ。


非常にゆったりと演奏される。2000年1月1日に演奏が始まり、予定では反復無しで2999年12月31日まで演奏され、また始めに戻るのだと言う。

まるで坊さんのお鈴のような楽器で演奏されている。
チッベット仏教の鈴と銅鑼(ドラ)を使い演奏がされているようだ。

もはや音楽と言うよりは何かの儀式、祈りのようなものにも感じられる。

静かに心が休まりそうだ。

ロングプレイヤーは1000年かけて演奏されるように作られた曲だ。
世界一長い曲としても知られている。

原曲となっているのはイギリスのロックバンド、ザ・ポーグスの初期メンバーであるジェム・ファイナーが作曲をした曲だ。
その元の曲の長さは20分20秒、それでも十分長いがその曲をベースにコンピューターが簡単なアルゴリズムに基づいて処理をすると膨大なバリエーションを産み出し、繰り返しがない1,000年の曲となった。

無限に演奏できる曲?Organ²/ASLSP

1,000年までは行かないが、長い曲は他にもある。

それがジョン・ケージが作曲をしたOrgan²/ASLSPだ。
この曲は一つの音と音の間の時間が決まっておらず、演奏者に委ねられる。そのため事実上無限に演奏できる曲とも言われている。

ちなみにASLSPは「As Slow as Possible = 可能な限り遅く」という指示である。

オルガン版であれば事実上無制限で演奏できるとも言われている
そして2001年からドイツ、ハルバーシュタットのブキャルディ廃教会で639年以上かけて演奏されるオルガン版の演奏が始まった。

 
こちらがその様子だ。こちらもはや果てしない祈りのようだ。


なぜ639年になったのかと言うと、演奏をするパイプオルガンの耐久性・寿命が無限ではない事が要因だ。

この教会にパイプオルガンが設置されたのが1361年であり、この演奏が提案された2000年であった。その期間が639年であったため639年と言う時間が設定されたのだ。


ちなみにピアノ版は20分〜70分でほどで演奏できる。


日本人作曲の5年かかる曲

最後に日本人が作曲をした長い曲もある
それが小杉武久の「革命のための音楽」 だ。指定どおりに演奏すれば5年と少しかかる。
しかし未だに演奏された事はない。

なぜながらそれが楽譜を見ればわかる。
『今から五年間、片方の目を抉り出しておきなさい。 五年経ったら、もう一つの目も同様にしなさい。』
これが楽譜、、という指示だ、、

つまり演奏者の眼を摘出することが演奏だと行って言るのだ!!5年かけて両目を摘出して演奏が終わるのだ。

こ、、怖い、、
演奏者の勇気が必要だ。永遠に演奏されないかもしれない…


一つの音がなって次の音がなるまでの時間に決まりはない。
本当に曲は終わっているのだろうか?そう言う意味に言えば終わる曲などないのかもしれない。

参照元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%94%E5%A5%8F%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AE%E9%95%B7%E3%81%84%E6%9B%B2

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