山口県 自然

耳観音？耳の形をした奇岩に触れば、、耳の病が治る？【y】

山口県宇部の山奥、吉部（きべ）荒滝集落の山奥に耳の形をした不思議な岩があるという。

そこには観音様もあり耳の病気や不調がよくなるという不思議な岩なのだ。

耳の形をした岩と観音様、耳観音

その岩があるのは山口県宇部市、吉部ののどかな農村地帯だ。

場所はこのあたりだ。宇部市の小野湖のさらに奥だ。

県道30号線を走っていると案内図が現れる。

ここを曲がるとすぐだ。
ここからはかなり細い道になる。

案内に沿っていくと民家があり駐車場と書いてある。
この民家の片隅を借りて車を止めることができるようだ。

周りはのどかな風景が広がっている。

穴の空いた石を持参？持ってないぞ？そんな石ある？

と側のカゴを見ると穴の空いた古銭が、これを持って行けば良いのだろうか？

斜面は少し急になってくる。

そして現れた！
耳の岩だ？どことなく耳に見えるだろうか？

この耳石に触りながらお願いをすると耳がよくなり縁起も良いという。

観音様はこの上にある。

耳は悪くないがお参りとお願いをしよう。

ふと側をみると穴の空いた石がたくさん！
人工的なもの自然に空いたと思わるものまで結構たくさんあるようだ。

自然に空くんだ、、不思議だ、、

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最後に耳観音の歴史をざっくりと、、

その昔、室町時代の頃に大内氏の家臣である内藤隆春が荒滝山の山頂に城を築いた。
ある時家来の一人が耳の病気にかかり破門され、城を降りることになった。


その家来は落胆し近くの夫婦滝にこもり祈願をした。
その際に道すがら耳によく似た岩を見つけ、その岩を触り耳に当て願ってみたのだ。


すると徐々に耳がよくなり治ってしまった。
そしてついに城に戻ることができた。
そのことを感謝し、この場所に観音様を安置した。


昭和の中期ころまでは毎日参拝者があったという。
今でも参拝者があり、地元の人には大切にされ信仰されている。


耳の病気や不調に悩んでる人は一度は訪れてみてはどうだろうか？

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