山口県のウバーレ集落とは?
山口県の美祢の山奥にちょっと不思議な集落があるというそれが江原(よはら)ウバーレ集落だ。
名前が怪しい!!
日本のやばい風習がある集落なのか??気になる…
そんなウバーレ集落に行ってきた。
カルスト大地の石灰岩は雨などに溶かされドリーネと呼ばれる窪地を作る。
そしてこの場所は複数のドリーネが繋がった谷状の地形ウバーレの中にあるのだ。
では次はウバーレにはどんな特徴があるのだろうか?
石灰の窪地があるこの地形では雨が溜まらず、川や田んぼができないのだ!!
それは人が暮らすという意味では不利なことが多いように思えるが、、そんな所に集落が??
川がない?そんなに不思議か?と思ってしまうがよく考えると人が暮らしている場所にはほぼ必ず川がある。
田んぼがないと米が作れない。現代では水道を引いて米はスーパーに買いに行けばいいが、そんな物がない近代以前はどう暮らしていたのだろうか?
綺麗な湧き水で有名な弁天池の県道31号線から県道239号線に入る。
標識は出ているが行くまでの道は結構狭い。。
そしてついに到着!集落は窪地の中にあるので、集落を見下ろせるこの場所がポイントだ。
すぐそばに石灰岩が!
石灰岩が多い地形であることがわかる。
この場所では稲作は行われず、畑で作物を育ていたという。
集落に降りて行くと確かに田んぼがないのだ。川もない!
畑はあるが田んぼがないのだ、、
この集落はその昔、関ヶ原の落ち武者が入植したのが始まりだという。
稲作はできなかったので畑作が中心で芋や麦、蕎麦を育ていたという。
水は井戸を掘って確保していた。
お米は麓の村と畑の交換していたり、麓の田んぼを買って育てたりしていたという。
米で税金をとっていた昔は税金的に有利な部分もあったと考えられている。
そして作物を売ってお金にもしていたため、
江戸時代に裕福な家も少なからずあったという。それを聞きつけ入植者が増えていった。
小さな溝を見つけた。そしてその溝を辿って行くと、、
吸い込み口だ!
下に石灰の岩があるのが見える。
ここに雨が吸い込まれて行くのだろう。
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山口県の美祢の山奥にちょっと不思議な集落があるというそれが江原(よはら)ウバーレ集落だ。
名前が怪しい!!
日本のやばい風習がある集落なのか??気になる…
そんなウバーレ集落に行ってきた。
川がない?不思議な集落、江原ウバーレ集落
そう実はこの集落はやばい風習がある村ではなく、カルスト大地の石灰岩が作りだした珍しい地形の中にある集落なのだ。カルスト大地の石灰岩は雨などに溶かされドリーネと呼ばれる窪地を作る。
そしてこの場所は複数のドリーネが繋がった谷状の地形ウバーレの中にあるのだ。
石灰の窪地があるこの地形では雨が溜まらず、川や田んぼができないのだ!!
それは人が暮らすという意味では不利なことが多いように思えるが、、そんな所に集落が??
川がない?そんなに不思議か?と思ってしまうがよく考えると人が暮らしている場所にはほぼ必ず川がある。
田んぼがないと米が作れない。現代では水道を引いて米はスーパーに買いに行けばいいが、そんな物がない近代以前はどう暮らしていたのだろうか?
集落に向かう
その集落があるのは美祢の山奥の中だ。カルスト大地の西側に位置している。綺麗な湧き水で有名な弁天池の県道31号線から県道239号線に入る。
標識は出ているが行くまでの道は結構狭い。。
そしてついに到着!集落は窪地の中にあるので、集落を見下ろせるこの場所がポイントだ。
すぐそばに石灰岩が!
石灰岩が多い地形であることがわかる。
この場所では稲作は行われず、畑で作物を育ていたという。
集落に降りて行くと確かに田んぼがないのだ。川もない!
畑はあるが田んぼがないのだ、、
この集落はその昔、関ヶ原の落ち武者が入植したのが始まりだという。
稲作はできなかったので畑作が中心で芋や麦、蕎麦を育ていたという。
水は井戸を掘って確保していた。
お米は麓の村と畑の交換していたり、麓の田んぼを買って育てたりしていたという。
米で税金をとっていた昔は税金的に有利な部分もあったと考えられている。
そして作物を売ってお金にもしていたため、
江戸時代に裕福な家も少なからずあったという。それを聞きつけ入植者が増えていった。
小さな溝を見つけた。そしてその溝を辿って行くと、、
吸い込み口だ!
下に石灰の岩があるのが見える。
ここに雨が吸い込まれて行くのだろう。
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カルスト大地の不思議な地形を体感できる集落だった。
2015年に日本ジオパークに認定されている。
美祢秋吉台ジオパーク
ぜひ美祢に行った際にはカルト大地と一緒にこの不思議な集落に行ってみてはどうだろうか?
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