そんな進化が顕著に見えるのが見た目の形だ。
建築は直線で作られるのが普通で常識だと思うだろう。アーチなど曲線もあったが、限られたものだ。
しかし建築も建築技術とコンピュターの進歩によって驚くべき形が可能になっているのだ。
そんなうねりすぎてしまった建築を紹介しよう。。
マルタ・ヘルフォト美術館 2005
レンガはこの街を象徴するもので、この街の歴史を紡ぐ場所というコンセプトがある。
ヘイダル・アリエフ文化センター 2012
波のように建築がうねっているのだ。
また、つなぎ目がなくシームレスに出来上がっているのもこの建築の特徴だ。
ヘイダル・アリエフトはアゼルバイジャンの第3代大統領の名前である。
グラーツ美術館 2003
生物的、そして未来的でもあり、今にも動き出しそうだ。
アンビルド（建たない）な建築家として有名なピーター・クックの設計だ。
地元では「フレンドリー・エイリアン」の愛称で親しまれている。 突き出た触手のようなものは北からの自然採光を取り入れる役割がある。
メトロポール・パラソル 2011
それがスペインのセビリアにある世界最大の木造建築と言われてるメトロポール・パラソルだ。
2003年に行われたコンペにおいてドイツ人のユルゲン・マイヤー・Hが勝ち取り設計した。
近くで見ると木材を組みながら作られているのがわかる。
Emporia Shopping Center 2013
この建築はスウェーデン3番目の都市マルメという街にある複合施設である。
３階建ての建築で、ショッピングセンター、スーパー、オフィス、住居などが入っている。
170人の所員を抱えるスウェーデンの建築事務所のWingardhs社が設計をした。
ぐにゃっとガラスが曲がった外観をしている。
人々を引き込むようなデザインだろうか？
SANNAのうねる建築
平面図を見て面白いのがSANNAの特徴だ。 これは大倉山の集合住宅の平面図だ。神奈川県横浜市に建つ。
虫が食ったような集合住宅とは思えない自由さがある。
アブソルート・タワー 2012
これはカナダのトロントにある建築だ。
またの名をマリリンモンローと言われている。女性の曲線に似ているということであろうか？
用途はマンションのようだ。
台中メトロポリタンオペラハウス 2016
こちらは日本人建築家、伊東豊雄が設計した台湾の台中市に建つ建築だ。
外観からはそこまでうねっていないように見えるが、中がすごいのだ。
模型や、工事中の写真が最もインパクトがある。
自然の迫力をそのまま持ってきたような存在感だ。
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まとめ
建築は歴史の古い分野だ、そのこともありコンピュターの世界のようにものすごく革新的なことが起こったり、10年前と今では全く違うということも起きない。しかしそれでも変化は起きているのである。
これからもより自由な驚くべき形の建築ができるであろう。
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