今では世界中でコンクリートによる、同じような建物が作られる。しかし昔からある建物はその場所でとれる素材で作られる。
そんな、その場所ならではの泥で作られた不思議な建物を紹介しよう。
リ共和国の中部にあるジェンネという都市にそれはある。
9世紀ごろに、この地に都市が作られた。その後13世紀にイスラム教が浸透し、コイ・コウンボロ王がイスラム教に改宗すると、宮殿を破壊し泥のモスクに作り変えたのだ。
http://endangeredsites.leadr.msu.edu/old-towns-of-djenne/
以後この場所はアフリカのイスラム教の拠点となる場所になった。
だが1819年にジェンネがセク・アマドゥのマシナ帝国に征服されるとモスクが破壊されてしまった。。
現在のモスクはフランス植民地時代の1907年にフランスの援助により再建されたものだ。
その大きさは1辺のながさ約150m、高さ20mほどだ。
そして1988年に世界遺産に登録された。
http://www.djennetourism.com/
この地域の伝統的な建築物は日干しレンガと泥で作られいる。日干しレンガを積み上げ、泥で覆って巨大なモスクを作ったのだ。
異様な雰囲気と圧倒される迫力がある。
壁には木の断片「テロン」が組み込まれている。
日本でも昔の建築には土壁が使われているが、実は土を使った建築は多く、世界の40%は土による建築の文化だという。
見た目も泥と土で作られていることがわかる。
丸みを帯びた外観が不思議な感じだ。 ミナレット(尖塔)には「生命と創造」の象徴として、ダチョウの卵が据えられている
泥であるため、豪雨には弱く崩れてしまうことがあるという。
そのため毎年2月〜5月には雨季に雨漏りをしないように泥が塗り直される。
http://www.djennetourism.com/places-of-interest/
住民が総出で修復する、その数は数千人だという。
まるで日本の葺き替えのような光景だ。
世界遺産に登録された建築であるが、
残念ながら日本人が訪れてもほとんどの人は中を見ることができない。
なぜならこの中に入ることができるのはイスラム教徒のみであるからだ。
おすすめ商品 千年の古都ジェンネ
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http://antonystringer.photoshelter.com/image/I0000CHYMWu15N1s
気温が高く、乾燥地帯であるため劣化や風化が激しいのだ。
さらに近年の気候変動で砂漠化・乾燥化が増しその影響は強くなっている。
また治安の悪化もその要因の一つだ。
中東ではイスラム過激派が世界遺産を破壊したニュースなどが伝わってくるが、この地もイスラム過激派が台頭し治安が悪化しているのだ。
1983年設計だ。
http://gyokusuien.jp/outline/
この美術館は村野が完成まで見れた、最後の自身の建築だ。
コンセプトに「シルクロードの砂漠の中の遺跡」をイメージしてつくられたとある。
ジェンネはシルクロードではないが、砂漠の街だ。
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もしかすると村野はこのジェンネの泥のモスクを見てイメージを膨らましたのかもしれない。
ぜひ新潟に行った際は異国の雰囲気を感じれる谷村美術館に行ってみてはどうだろうか? 谷村美術館HP
そんな、その場所ならではの泥で作られた不思議な建物を紹介しよう。
泥でつくられたモスク
それがアフリカのマリ共和国にある泥で作られた大モスクである。マリ共和国の中部にあるジェンネという都市にそれはある。
9世紀ごろに、この地に都市が作られた。その後13世紀にイスラム教が浸透し、コイ・コウンボロ王がイスラム教に改宗すると、宮殿を破壊し泥のモスクに作り変えたのだ。
http://endangeredsites.leadr.msu.edu/old-towns-of-djenne/
以後この場所はアフリカのイスラム教の拠点となる場所になった。
だが1819年にジェンネがセク・アマドゥのマシナ帝国に征服されるとモスクが破壊されてしまった。。
現在のモスクはフランス植民地時代の1907年にフランスの援助により再建されたものだ。
その大きさは1辺のながさ約150m、高さ20mほどだ。
そして1988年に世界遺産に登録された。
http://www.djennetourism.com/
この地域の伝統的な建築物は日干しレンガと泥で作られいる。日干しレンガを積み上げ、泥で覆って巨大なモスクを作ったのだ。
異様な雰囲気と圧倒される迫力がある。
壁には木の断片「テロン」が組み込まれている。
日本でも昔の建築には土壁が使われているが、実は土を使った建築は多く、世界の40%は土による建築の文化だという。
見た目も泥と土で作られていることがわかる。
丸みを帯びた外観が不思議な感じだ。 ミナレット(尖塔)には「生命と創造」の象徴として、ダチョウの卵が据えられている
泥であるため、豪雨には弱く崩れてしまうことがあるという。
そのため毎年2月〜5月には雨季に雨漏りをしないように泥が塗り直される。
http://www.djennetourism.com/places-of-interest/
住民が総出で修復する、その数は数千人だという。
まるで日本の葺き替えのような光景だ。
世界遺産に登録された建築であるが、
残念ながら日本人が訪れてもほとんどの人は中を見ることができない。
なぜならこの中に入ることができるのはイスラム教徒のみであるからだ。
おすすめ商品 千年の古都ジェンネ
100年後には見れない?
またこの世界遺産は「100年後には見られない可能性が一番高い世界遺産」に選定されてる。http://antonystringer.photoshelter.com/image/I0000CHYMWu15N1s
気温が高く、乾燥地帯であるため劣化や風化が激しいのだ。
さらに近年の気候変動で砂漠化・乾燥化が増しその影響は強くなっている。
また治安の悪化もその要因の一つだ。
中東ではイスラム過激派が世界遺産を破壊したニュースなどが伝わってくるが、この地もイスラム過激派が台頭し治安が悪化しているのだ。
日本にも似たような建築がある?
実は日本にも似たような建築があるのだ、それが建築家、村野藤吾が設計した谷村美術館だ。新潟県糸魚川市にある美術館だ。1983年設計だ。
http://gyokusuien.jp/outline/
この美術館は村野が完成まで見れた、最後の自身の建築だ。
コンセプトに「シルクロードの砂漠の中の遺跡」をイメージしてつくられたとある。
ジェンネはシルクロードではないが、砂漠の街だ。
おすすめ商品
もしかすると村野はこのジェンネの泥のモスクを見てイメージを膨らましたのかもしれない。
ぜひ新潟に行った際は異国の雰囲気を感じれる谷村美術館に行ってみてはどうだろうか? 谷村美術館HP
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