そんな中で世界一細いと言われてる家がポーランドにあるのだ。
ビルの間に挟まってしまったような細い家
その家の外観がこちらである。ん?ビルの間に何か白いものがある?ビルとビルの間に挟まってしまったようにしか見えないのだ。
幅は最も広いところで119cm、狭いところでは69cmしかない。
この家があるのはポーランドのワルシャワ。
設計したのはポーランドの建築家Jakub Szczesny氏だ。
イスラエルの作家エドガー・ケレット氏のためにつくった家であるのだ。
こちらが模型。
満員電車で挟まれて浮いてしまったような家だ。
実はこれはポーランドのアート活動の一環でもありインスタレーション的な作品でもあるのだ。
エドガー・ケレット氏はここで一年間執筆活動を行いながら生活し、ケレット氏がいない時は知識人や芸術家がこの家に泊まるのだ。
またケレット氏の家族は1944年にナチスに対して起こった暴動で亡くなり、 この場所は戦前、ナチスがヨーロッパ最大のユダヤ人収容所を置いていた場所でもあるのだ。
「ここに滞在することは家族へのメモリアルにもなるだろう」とケレット氏は言った。
2層の家になっており、1層目には中には小さな冷蔵庫、キッチン、そしてトイレ兼シャワールームもある。
そして作り付けのテーブルと椅子がある。
2層目は寝室と小さなデスクがある。
お客を呼ぶこともできるね、
電力は隣のビルから供給され、給排水はボート型の設備で行うという。
まとめ
Szczesny氏はこの家で暮らすには「宇宙船で暮らせるほどの適応能力が必要」と語ったとか。しかしおそらく先進国では一番狭く住んでいる日本人からすれば、このくらいの狭さは耐えることができるだろう。
ちなみにこの家は2012年に作られた。今は残っているかは不明である。
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