自然 生き物

クリスマス島にはカニ専用の橋がある？オーストラリアのカニいっぱいの島【n】

橋や道路などは人間のために作られるものだ。しかし世界には人間のためではなく、動物や他の生き物のために作られる道路や橋もあるのだ。

なんとオーストラリアのクリスマス島にはカニ専用の橋がある。

アカガニの大移動とカニ専用の橋 

その橋があるのはインドネシアの下あたり、インド洋にあるオーストラリア領の島クリスマス島だ。

熱帯雨林に覆われた島だ。

そしてこの島の名物であるのがアカガニの大移動である。

この島にはおよそ1億２千万匹のアカガニが生息している。そして毎年10月から12月にかけ産卵のために住処である森から海に大移動をするのだ。

街、道路、線路、森、全てが赤に染まるのだ。

島の住人とっては当たり前の風景で、生活の一部になっている。

家の中やゴルフ場にもカニで溢れる。 

そしてもちろん道路にもカニが溢れる。しかしそのまま通れば確実に踏んでしまう。
毎年車による被害も多く出ているのが事実なのだ。

その被害を減少させる為にできたのがカニ専用の橋である。カニを誘導するフェンスを立て、橋へとカニを誘導するのだ。

かなり急だが、素材のおかげもあるのか？普通に登っていく。

この橋により車による被害が8割減ったと言う。

またあまりに多い時期には道路が封鎖され、カニ専用になることもある。

まとめ 

日本にも欲しい視点だ。
自然や生き物を避ける方法ではなく、共存する方法を探さなくてはいけない。

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カニのために橋を作ることは人間の経済には何も役は立たないであろう。今の日本ではお金にならならことはやらない風潮がある。

しかしその自然対する姿勢も巡り巡って帰ってくるのだ。。

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