植物が浸食している廃墟6選。自然に浸食された世界。【n】

廃墟には不思議な魅力がある。かつて人が作ったものが朽ちていく様子は不思議な感覚に落ちいるのである。時の無常観、人の無力さなど多くのことを感じる。 廃虚に植物が侵食す様子は自然界と人間界の境界の様にも感じる。

決してそこは気軽に立ち入ってはいけない神秘的な雰囲気さえあるのだ。 

廃虚の魅力-自然に侵食された光景-

日本には廃虚マニアと呼ばれる人々が存在する。かつて人が住んだ建物や人が作った建築物が荒廃していく様子に魅力を感じるのである。

それは桜の散っていく姿が美しいと感じるの同じように、朽ちていく様子に儚さや無常観を感じているのである。

また廃虚には非日常的なドキドキ感も存在する。それはまるで異世界に繋がっているような錯覚さえ覚えるのである。

とある離島のホテル



http://7dan.tumblr.com/
とある離島の廃リゾートホテルに残るバーの廃虚である。

赤いじゅうたんに緑の植物が生えるている色彩が映えるのである。それは自然の世界が人の世界に忍び寄る足あとのようなのである。

廃ホテル

http://matthias-haker.deviantart.com/art/A-Bed-of-Moss-II-343629574
ヨーロッパのどこかの廃ホテルだ。ベットに苔が生え、今では苔のベットになってる。

愛宕山鉄道鋼索線/愛宕ケーブル跡 

この場所は第二次大戦以前に運営されていた京都の愛宕山周辺のリゾート施設とそれに繋がる鉄道路線である。

当時、遊園地やホテルなども設置され賑わった。しかし世界恐慌で業績が悪化すると第二次大戦中には廃線となった。そして現在にいたるまで再開されることなく廃虚となってしまった。

植物が窓を縁取る様子が印象的である。

失われた鉱山


http://daypic.ru/nature/163534

こちらは台湾にある廃虚だ。かつて鉱山だった場所だ。しかし今は苔が線路を覆い、緑の世界へと続いて行くのである今にも崩れてしまいそうであり、この場所は今にも人間は忘れさられてしまいそうである。


中国・舟山群島のGouqi島。

http://blog.nakatanigo.net/abandone/50819541#more
こちらは中国にある廃村だ。かつては賑わっていた魚村だが今では高齢者が数名住む程度だという。忘れていた村とも言われ、近年その植物に侵食された様子で注目を浴びている。

植物が建物をすっぽりと覆うように生え、建物のカタチがはっきりとわかるのだ。誰かが手入れいているのではないかと思わせるようなカタチであるのだ。

http://thoughtandsight.com/abandoned-chinese-fishing-village-shrouded-in-green/


料理旅館 スシヨシ楼

http://cameramese.exblog.jp/13439134/ 
こちらは和歌山県にある廃虚だ。大正時代に建てられたお寿司を出す料理旅館だったという。1972年にボーリング場付きのホテルの改築されたが1995年に廃業した。

時代を経て様々な用途に利用された建築だが今は緑が住まう建物となっている。

しかし現在は解体され今はその姿をみることはできない。

プティト・サンチュール フランス


http://www.architecturendesign.net/
1852年にパリに作られた路線だ。しかし今は廃線となってる。

緑が多うが、季節によっては花も咲き廃虚として珍しく美しい風景だ。

廃虚に行く際の注意

日本にはかつてのバブル時代の遺産など、多くの廃虚がある。しかし廃虚にはもちろん危険もあるのだ。

自然が侵食してる廃虚というのは、朽ちて脆くなっている可能性もあるのだ。床が抜けたり、壁が崩れたりなど。また勝手に入っては行けないところも多いい。情報をしっかりと事前に入手し気をつけて行ってほしいのである。

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