アート自然

汚水で作られたアイスキャンディ。都市の汚染水問題を視覚的に？【a】

おいしそうなアイスキャンディーが並んでいる？
と何も知らなければそう思ってしまうかもしれない。

しかし実はこれは年の汚水で作られたアイスキャンディーだ。
環境問題を視覚的に教えてくれる面白い作品を紹介だ。

産業の発展と都市への人口集中で問題になるのが水の汚染だ。下水処理があるとは言え、やはり都市や工業地帯を流れる川は汚い。

身近なところで川や海、湖の水質汚染は広がっているのだろう。しかしそれを目にし、実感する機会はない。

そんな環境問題を視覚的に感じさせてくれるのがこの作品だ。

おいしそうなアイスキャンディーだ！！

違うこれは汚染水なのだ。。

身近な菓子のアイスキャンディーに置き換えることによって、汚染の実態・現状をより感じることができるだろう。

この作品を作ったのは

国立台湾芸術大学芸術学部の学生、李イェン、郭斐ホイ、チェン・ユの三人組だ。
台湾の100ヶ所のの汚染されて水を収集し、アイスキャンディーのように凍結しそれを樹脂で保存した。

見た目には美味しそうなお菓子となった。
汚染水と言われなければフルーティーなアイスキャンディーと思ってしまう、、

しかしよくみて見ると、、

中にはゴミがあったり、虫がいたり、、

アイスキャンディーならおいそうな色も汚染水だと聞くと、かなりやばい色に見えてくる。

現代の都市の水質汚染を見せ方を変え、うまく伝えることに成功したのだ。
都市の汚染水の現状が深刻な状態であることがより伝わってきた。

ミライノシテン