有袋類カカポ、飛べないオウム?ニュージーランドの世界で唯一の生き物【n】

世界で唯一?飛べないオウム、有袋類カカポ【n】 ニュージーランド フクロオウム
オーストラリアとニュージーランドにはその他の大陸にはあまり見られない有袋類が多くいる。

有名なカンガルーやコアラも有袋類だ。

そんな有袋類の中でオウムにもその種類のものがいるのだ。
そしてそのオウムは世界で唯一の飛ぶことができないオウムだ。

有袋類で飛べないオウム、カカポ!

それがカカポと言うニュージーランドに住む、夜行性のオウムだ。

世界で唯一?飛べないオウム、有袋類カカポ【n】 ニュージーランド フクロオウム
一見するとオウムに見えないがオウムの一種だ。

有袋類であり、フクロオウムとも言う。
世界で唯一の飛べないオウムだ。

世界で唯一?飛べないオウム、有袋類カカポ【n】 ニュージーランド フクロオウム
人にもなつきやすく、人に恋をしたこともあったそう。


世界で唯一?飛べないオウム、有袋類カカポ【n】 ニュージーランド フクロオウム
昼間は木の下の茂みに身を隠し、夜になると餌を求めて歩き回る。

他の鳥と違い、エネルギーを脂肪として蓄えることができる。そのため、世界一重たいオウムになり飛べなくなってしまった。。

体長は60cm、体重は3〜4kgにもなるが、その大きさのわりには翼が小さい。そのため飛ぶことができないのだ。

オウムは長生きすることでも知られているが、カカポの寿命も60年ほどだ。

世界で唯一?飛べないオウム、有袋類カカポ【n】 ニュージーランド フクロオウム
切手にもなっている。


夜行性なので夜のオウムとも言われる。
カカポとは、この地にやってきたマオリの人の言葉で、「カカ」はオウム、「ポ」は夜を意味するのだ。

夜行性なため視覚は発達してしないが、発達した嗅覚を持っている。

世界で唯一?飛べないオウム、有袋類カカポ【n】 ニュージーランド フクロオウム
羽は広げるが、、飛べない、、走っている。
翼は飛ぶためではなく、バランスを取るために使っているのだ。

見ているとその姿がかわいくなってくる。


飛べなくてもよかった?

飛べない鳥はペンギンやダチョウなどいるが泳ぐの得意だったり、走るのが早かったりする。

しかしポポカにはそんな特徴がないように思える。

実はニュージランドには陸生の哺乳類がいなかったのだ。
陸の捕食者がおらず飛ぶことが必要ではなくなってしまったのだ。

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しかし有史以降の移住により、猫やイタチなどの捕食者が持ち込まれてしまった。そのため現在では数を減らし絶滅の危機に瀕している。

人間がくるまではニュージーランドに100万羽ほど生息したと言われている。
現在では保護活動が始まり、ニュージーランど南部の島、コドフィッシュ島で保護されている。

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