人工知能が人を超える瞬間とはどんなものだろうか?単純な計算能はすでに人間を超えている。
将棋やチェスや囲碁など、一つの分野に特化したAIなら既に人間を超えた事例も多くあるだろう。
ペッパー君など人間らしい会話ができるAIも登場した。人間に近づき、人間を総合的に超えてしまうAIも近いうちに登場するかもしれない。
だがAIが人間を超える瞬間というのは技術の問題ではなく、ヒエラルキー・地位の問題ではないだろうか?
将棋やチェスや囲碁など、一つの分野に特化したAIなら既に人間を超えた事例も多くあるだろう。
ペッパー君など人間らしい会話ができるAIも登場した。人間に近づき、人間を総合的に超えてしまうAIも近いうちに登場するかもしれない。
だがAIが人間を超える瞬間というのは技術の問題ではなく、ヒエラルキー・地位の問題ではないだろうか?
技術ではなく地位を超える
いつか技術でもAIが人間を超える日が来るであろう。しかしAIが人間を超える瞬間というのは技術や性能の問題ではないと思う。
その瞬間は機械に対して感情を持ち、
人格を与えヒラルキー・地位で人間を超える瞬間だ。
人格を与えヒラルキー・地位で人間を超える瞬間だ。
会話ができても、それが感情のように見えても所詮は機械、物である。そこにある椅子やパソコンと変わりはない。
物にもったいないという感情はあっても、かわいそうとは思わないだろう。
また人間の中には序列や地位が存在するが、人間より地位の高い道具は存在しないだろう。
道具の中で良い、悪い、高い安いはあるが、人間と比べる事はないだろう。
しかしAIには人格を持ち、人間の地位を超える可能性がある。
かわいそうと思う
機械に対して「可愛いそう」と言った感情を抱く例はすでにある。。
例えば犬型のロボットAIBOは本物のペットと同じような感情を抱かれている。
また最初の動画を見てみよう。
男の人が機械を棒で突き倒してしる。機械の性能の良さをアピールする為の動画だが、この動画をみてかわいそうと思う人が続出したのだ。
かわいそうという感情は動物や人間に近い容姿にさえすれば簡単に生まれるだろう。
いずれは「好き」や「愛してる」と言った感情も抱くようになるかもしれないのだ。
人間より地位の高い機械
また人間より地位の高い機械、AIが登場する可能性もある。人間の会社には社長がいて、部長がいて、課長がいて、平社員がいる。平社員の上に立つパソコンは今のとこ存在しない。パソコンはあくまでもパソコンで人間の序列に入って来るものではないからだ。
しかしAIがあなたの上司になる日もそう遠くはないのだ。
ロボが現場監督? ヒトと分担、効率化【日本経済新聞】
AIによって奪われる仕事は中間管理職も多いと言われ、この記事にもあるようにAIによって仕事が管理される日も近いのであ。
つまり、いずれあなたの上司がAIになっている日が来るかもしれない。
ペッパーさんがお客としてやってくる
「お客様は神様」という言葉が日本にはある。その言葉には悪い面もあり、日本のお客と店員の関係には完全な上下関係が発生してる。そのお客様がペッパーさんになり、ペッパーさんが神様になる日も来るのかもしれない。
私が体験した話をしよう。イベントの設営の仕事をしていた時だ。そのイベントのゲストにペッパー君がやってきていた。
そして本番前に音響さんがマイクテストを始めた。
するとマイクがうまく入っていなかったのか?
「おい、ペッパーさんの音入ってねーじゃねーか」
と音響のおじさんが怒鳴っていた。
「さん?」そうペッパーは単なる機械でなく、お客さんになっていたのだ。
バイトよりも地位が高いのだ。
ペッパーさんに媚びを売って、一生懸命話しかけて営業をする、そんな時代が来るかもしれない。
お客様は神様、ペッパー様だ。
お知らせ
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