ライトピラー、幻想的な光の柱?天使が舞い降りて来そうな自然現象【c】

天使が舞い降りてくる??幻想的な光の柱、ライトピラー【c】
まるで空から天使でも降臨するのではないか?と思わせる神秘的な現象を紹介しよう。それが光の柱「光柱」という現象である。

光の柱が現れる幻想的な光景

それは光柱(こうちゅう)、ライトピラーと呼ばれる気象現象だ。自然の気象条件と人間が作り出した明りによって起こる現象なのだ。

主に寒い地方や気温が低い日に起こる現象である。

気温の低い日に空気中の水分が氷の結晶になる。その氷の結晶に街などの明かりが反射して起こる現象であるのだ。

空気中に薄い氷の結晶状になった雲が存在している状態であるという。

天使が舞い降りてくる??幻想的な光の柱、ライトピラー【c】 カナダのオリエンタ
こちらの光柱はカナダのオリエンタでみられた光柱だ。

この場所にすむ写真家のティモシーさんが子供の夜泣きで起こされた時にふと外を見ると、この幻想的な光景が広がっていたという。

天使が舞い降りてくる??幻想的な光の柱、ライトピラー【c】 カナダのオリエンタ
家の明かり、商店街、街灯、信号、ビルなど色の違う明かりが反射され美しい光景を作りだした。

天使か神かが舞い降りたのでは?と思わせる幻想的な光景だ。
https://petapixel.com/2017/01/12/photographer-captures-light-pillars-icy-night-sky/

日本でも起こる?

日本でも昔からこの現象は目撃されているのだ。

それが漁火光柱という現象だ。日本では主に夜に海に漁にでた漁船の明かりによって起こされることが多い。

沖にある漁船の明かりが上空の氷の結晶に反射されて起こる。

光柱よりもっと複雑な気象条件で上空に寒気があったり、なおかつ湿った空気が入ってきていたりと複雑な気象条件が重なって起きるようだ。


2016年に函館で見られた漁火光柱。カナダの光柱より上空に浮かんでいる感が強いのがわるだろう。

氷の結晶の層の位置、そして光源が遠くの漁船であるのが原因だ。

この時にはたくさんの人が目撃した。


やはり北でないと見れないのか?と思ってしまうが、2015年には山口県の下関でも目撃、観測されたという。

それがこちらの写真だ。


天使が舞い降りてくる??幻想的な光の柱、ライトピラー【c】 日本海、下関
しかも時期は5月だ。

山口県の角島灯台から撮影された「…のち晴れ」とうブログをやっている福岡県在住の男性が撮影したようだ。灯台で働いている人も年に一度見れるか見れないかの現象なのだという。

生きていうちに一度巡り合ってみたい光景だ。

参照元:http://blog.goo.ne.jp/serilery
https://petapixel.com/2017/01/12/photographer-captures-light-pillars-icy-night-sky/
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