生命とは何か?生物としての特徴を備えて人工物が開発された??【c】

生命とはなんだ?生き物とはなんだ?それは人間の永遠の問いかもしれない。
無機物と生命の違いは何か?機械と人間の違いは何か?命はあるのか?

人間は特別な生命を持った存在だと思っていた。しかしそんな前提が覆される時代だ。
宗教史、神など人類がこれまで信じていた事が崩れさる、、そんな時代だ。

そしてついに、、生物としての特性を持った人工物が開発された??

生物としての特性を持った人工物??

生命や命とは何か?哲学的、宗教的、生物学的、様々な方面から語れてきた。

しかしその答えを出すのは難しいことであろう。さらに科学が発展して今まで信じてきた宗教的、スピリチュアル的なことが崩れていく時代だ。。。

科学的には、「自己複製」「エネルギー代謝」「死(不可逆的に生命機能が失われる事)」の3点が大きな生命の特徴として上げられる。

そしてついに生物としての特徴を持った人工物が開発された??
その素材はまるで生き物のように代謝するのだという。

代謝とは?
生物は自身を維持するために新しい細胞を生成し、古い細胞を一掃しなけらばならない。
生合成と成分解だ。それは行うための昨日が代謝である。



その素材を開発したのはアメリカのコーネル大学の研究者らだ。ダン・ルオ教授、そして日本人の浜田省吾氏も関わっている。

生物が持つDNAも有機化合物の一種であることから、 DASH素材(DNA-based Assembly and Synthesis of Hierarchical)と呼ばれるバイオ素材を利用し、生物の特徴である代謝能力を持つ簡易的な機械を作った。
記事元https://news.cornell.edu/stories/2019/04/engineers-create-lifelike-material-artificial-metabolism

動画→http://www.cornell.edu/video/engineers-create-material-three-key-traits-of-life

生物の特徴を備えるには、
DNAの分子が階層的に合成され、パターンとして組み立てれ、成長する。そして崩壊をしていくそのプロセスを永続させる必要がある。

まずナノスケールのDASH素材から自律的に分子サイズに、そして数mmの大きさの反復DNA鎖にまで成長をさせるのに成功した。

続いて生合成に必要な構成要素を与える流体装置に入れた。
すると材料を流すのと同時にDNAは自身で新しいDNA鎖を合成し、前端が成長し後端は最適なバランスで崩壊した。

つまり自己集合と組織化、代謝能力をもつ素材の構築に成功した。

またこれは流れに逆らって自律的に移動する動きにもなった。


まだ現段階では2サイクルの合成と分解のみでこの機械は生命を終える。
さらに寿命を伸ばし複雑化すれば自己複製も可能になるかもしれないという、、

まだこの素材は原始的ではあるが、生体分子から動的な機械を作るための新し手法とも言えるかもしれないという。

クローンともAIの機械とも違う存在が誕生するかもしれない。
人間は神になったのだろうか?どんな未来をみせてくれるのか?楽しみである。

参照元:https://news.cornell.edu/stories/2019/04/engineers-create-lifelike-material-artificial-metabolism

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