日本と蛍
初夏の5月の下旬から6月にかけて日本では蛍を見ることができる。ゲンジホタルとヘイケホタルが有名であるが、実は日本には40種類の蛍がいる。古くから日本人には親しまれ、日本書紀や万葉集にも蛍の記述があると言う。 湿度が高く、月明かりがない風のない日が良く見れる。
夜中見れるわけではなく、夜の7時から9時頃までが良く活発する時間だ。
淡路島の美しい蛍
淡路島で撮られた美しい蛍のタイムラプス映像だ。
自作の機材を使っているようで、星空と蛍、そして川の中まで撮影されているのだ。
音楽と合わさり、まるで蛍が音楽を奏でているかのようである。
呼応する蛍
次は伊豆で撮影された蛍の映像だ。伊豆の美しい自然と共に撮られている。
静岡県の伊豆キャンプフィールドと清和県民の森は千葉県だ。どこからかどっちなのか、わからなかった。どちらも蛍がみれる場所だと言う。
こちらはタイムラプスでなく、通常の動画のようだ。
蛍がまるで意思疎通しているかのように呼応し同時についたり、消えたりしているのだ。
蛍の同期現象
蛍は互いの光を認識しているのか?それは定かでないが、自然界の蛍の光はまるでお互いと全体を認識しているかのように同期する現象が見られるのだ。蛍の光以外でも自然界で見ることのできる自然の同期現象と言われるものだ。
これは全体を認識しているのではなく、隣の蛍の影響を少しづつ受け、次第に全体が揃うのだ。
パプアニューギニアにある蛍の木ではまるで人工のイルミネーションではないのか?と思うほど同期するのだ。
名古屋の美しい蛍写真
東京都内でも見れる場所があるほどだ。
そしてこれは名古屋の郊外の森林地帯で撮られた蛍だ。写真家のYume Cyanさんが撮影したものだ。
長時間露光を巧みに使い美し蛍を撮影した。
http://www.thisiscolossal.com/2013/06/long-exposure-photographs-of-fireflies-in-the-forests-of-nagoya-city-by-yume-cyan/
蛍の光を重ね合わせたタイムラプス
この蛍は日本ではなくアメリカのミズーリ州オザーク湖で撮られた蛍だ。Vincent Bradyによって撮影されたタイムラプスを重ね合わせたような写真になっている。
http://www.thisiscolossal.com/2014/03/timelapse-scenes-of-swarming-fireflies-by-vincent-brady/
その他美しい蛍の写真
写真:Hirosuki Shinohara写真:hm777
まとめ
美しい蛍の画像に癒された。しかしさらに実物を生で見たくなってしまった。自然の風景は天候や時間に左右され必ず見れるものではないが、こんな美しい風景ならチャレンジを何回でもしたい。
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