不思議すぎる不思議の国のアリス??ダリが描いたアリスの挿絵??【a】

不思議の国のアリスと言えば全世界で親しまれている児童文学だ。
絵本やアニメ、映画、そして実写映画にもなり、多くの国、世代で親しまれている。

そんな不思議の国のアリスの文学本は時代や国よって何度も出版されてきた。
そんなアリスの挿絵をなんとあのダリが描いていたのだ!


ダリが描いたアリスの挿絵?

不思議の国のアリスは主人公のアリスが変なウサギを目撃し、追いかけると不思議の国に迷い混みドタバタすると言うストーリーだ。

一方ダリは20世紀とシュルレアリズを代表する世界的な画家だ。溶けた時計のモチーフが有名な、まるで夢の中のような不思議な絵画を描く画家だ。

そんなダリと不思議の国のアリスがコラボをしていたのだ!

実は不思議の国のアリスは多くのアーティストが独自の解釈で挿絵を描いていた。そんな中ダリも1969年に「不思議の国のアリス」を独自の挿絵を描き、限定2500部の署名入りで出版した。

表紙
ダリらしい不思議な絵に仕上がっており、パッと見ではどのシーンなのかわからないアート的なテイストになっている。


ダリが描いたアリスの挿絵を紹介しよう。


白ウサギの穴に落ちるアリス

涙の海

うさぎの家とトカゲのビル

コーカスレースと長いお話

芋虫の忠告

豚とペッパー

狂気のティーパーティー

女王のクロケットグラウンド

ニセウミガメの話

ロブスターのカドリール

タルトを盗んだのは誰?

アリスの証拠

カラフルだ。あえて滲ませているのだろうか?
ダリの溶ける時計も何気に登場している。

また全てに縄跳びをしているアリスが登場している。縄跳びをする少女のモチーフは実はダリの絵画の中にも何度か登場している。

縄跳びをする少女のモチーフはキリコの「通りの神秘と憂愁」(1914年)に登場する輪を回しえて走る少女に由来している。少女の「不安」や「始まり」を表現しているのでないかと言われている。

今でも買える??

1969年に限定で販売されたものだ、、今ではかなりの高値でないと手に入らないのだろうか?

しかしなんと、、「不思議の国のアリス」誕生150年を記念して2015年にプリンストン大学出版局によってダリの不思議の国のアリスが再版されたのだ!

それがこちらだ!
Alice's Adventures in Wonderland (英語) ハードカバー
アマゾンで販売中だ。
紙媒体、電子書籍、音声コンテンツなど多数用意されてある。
しかし英語版のみだ。

英語を読めなくても作品として買うのもいかもしれない。ぜひ興味のある人は買って見てはどうだろうか?
参照元https://plginrt-project.com/adb/?p=51461
https://www.brainpickings.org/2016/09/02/salvador-dali-alices-adventures-in-wonderland/

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