雨は誰が降らせるのか？風は誰が吹かせるのか？
今では科学的に原理が解明され、誰も疑問に思わないだろう。
しかし自然の中にまだ不思議が残っていた時代は、妖怪や妖精、神などといった目に見えない存在が起こすのだと考えた。
雷は雷神が起こし、龍が来て雨や風が吹き、森の木はこだまが育てる。
日本人だけでなく今もその感覚は人間のどこかにあるのだろう。
今日紹介するアートはそんな、自然の中には何かがいる？のではと思わせるアートだ。
エアーモンスター 自然を制御するのは誰？
- 誰が霧を起こす？誰が雷を投げる？- 誰が雲を動かすの？-
彼は想像力を働かし、自然の中に自然を作る怪物を描いたのだ。
それは人間が忘れてしまった存在かもしれない。
こだまのような自然の中には目に見えない存在がいるのではないか？
そんなことを想像し、エアーモンスターと名付け自然の中に描いたのだ。
ちょと不気味だが可愛くもある怪物が描かれたのだ。
現代は科学であらゆる不思議が解明されていく時代だ。
自然の減少も解明され説明される。
良いことでもあるが、解明されるほど心の豊かさも無くなっていくように感じる。
でも、まだ世界には不思議は存在しているのではないか？と思わせてくれる。
想像力を膨らませらば、この世界は面白くなるのだ。
参照元：https://www.boredpanda.com/childrens-illustrations-air-monsters-giacomo-agnetti-mario-ferraguti/
スポンサーリンク
スポンサーリンク
