ダークで怖い、墓場鬼太郎??初期の鬼太郎は正義の味方ではなかった?【o】

ダークな鬼太郎、墓場鬼太郎??昔は正義の味方ではなかった?【o】
みんも知っているであろう妖怪の漫画の代表的作品といえば、水木しげるのゲゲゲの鬼太郎だ。

鬼太郎は悪い妖怪から人間を守ってくれる正義のヒーローのような存在である。
しかし実はその初期の頃の鬼太郎は正義のヒーローの要素など1mもないダークなものであったのだ。

ダークで怖い!墓場鬼太郎 

現在ではゲゲゲの鬼太郎というタイトルであるが、実は初期は墓場鬼太郎というタイトルであったのだ。 

水木しげるは漫画になる前は紙芝居作者とし仕事をしていた。
そしてその頃に鬼太郎の原点となる作品を作っていた。 

その後、貸し漫画家に転身し、1960年に怪奇短編マンガ誌『妖奇伝』を発行する、その中に「幽霊一家 墓場鬼太郎」があった。


そして同じ年に墓場の鬼太郎の連載がスタートしたのである。 

正義のヒーローではなかった? 

ゲゲゲの鬼太郎は悪い妖怪から人間を守ってくれる正義のヒーローのような存在である。しかし墓場鬼太郎は違う。

墓場鬼太郎はダークであるのだ。

人間の味方ではないのだ。悪人とは言えない、周りの人間いに奇妙な事を起こし地獄や異世界に引きすりこむのだ。


 鬼太郎は昔は怖かった?ダークな「墓場の鬼太郎」【o】
設定は妖怪ではなく幽霊族なのだ。人間とは別の進化をたどった地底に暮らす生物だった。

しかし近年の人間の文明の発展により住処を追われてとうとう鬼太郎一家だけになってしまったのだ。

そして鬼太郎の母親は鬼太郎を身ごもったまま死んでしまうが、鬼太郎はその後に墓場の中ら這い上がって生まれてくるのだ。
 鬼太郎は昔は怖かった?ダークな「墓場の鬼太郎」【o】

これがタイトルの墓場鬼太郎である。 


 鬼太郎は昔は怖かった?ダークな「墓場の鬼太郎」【o】
そして目玉のおやじは墓場鬼太郎でも登場する。

死んだはずの鬼太郎のおやじの怨念が目玉に乗り移って復活するのだ。 



 鬼太郎は昔は怖かった?ダークな「墓場の鬼太郎」【o】
墓場の鬼太郎は陰気で不気味な子供なのだ。笑い方も不気味だ。

正義のヒーロー感はない。

 鬼太郎は昔は怖かった?ダークな「墓場の鬼太郎」【o】
毎晩墓場に通い、

助けてくれた人間も地獄に引きずり込むのだ。

なぜ「ゲゲゲ」に?スポンサーがつかなった?

墓場の鬼太郎は当初は人気がなく、雑誌の読者投票も常に最下位であったとい。しかしその時に水木の別の作品「悪魔くん」が先に人気になり実写ドラマ化された。

そして鬼太郎もとなったが、タイトルが墓場ではスポンサーがつかないと言われてしまった。


タイトルもそして中身も正義の鬼太郎が悪い妖怪を退治する内容になっていった。 

ちなみに「ゲゲゲ」とは水木が子供の頃に自分の名前のしげるをうまくいう言う事ができすゲゲル→ゲゲとなってしまったことから着想を得ている。


アニメ化もされた? 

 鬼太郎は昔は怖かった?ダークな「墓場の鬼太郎」【o】  アニメ化もされた?
実は墓場の鬼太郎もアニメ化されているのだ。

アニメ化されたのは2008年と最近だ。
深夜に放送されていた。 このアニメ化で墓場鬼太郎があったことを知った人も多いのではないだろうか?

現在はAmazonで見ることができる。

まとめ 

今では妖怪のアニメや漫画はあたり前であるが、それを確立したのは水木しげるであろう。

日本には多くの妖怪がいる、それは世界にも類を見ない種類の多さだ、日本人の想像力の豊かさを感じる事がでできるのだ。

今の漫画のジャンルの豊かさと関係ない気はしないのである。

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