PPAPの商標登録から考える。やり方しか語れない大人たち【t】

昨年大ヒットしたピコ太郎のPPAP、
それに関係するタイトルの「PPAP」と歌詞の中に出ててくる「ペンパイナッポーアッポーペン」の言葉を全く関係がない大阪の会社とその経営者の男性が商標登録に出願いしているのだ。
「PPAP商標出願」男性を直撃 「ビジネス」と強調

関係ない言葉を勝手に商標登録 

この男性はそのほかにも「民進党」や「北海道新幹線」「世界ふしぎ発見」など多くの自分や自分の会社には関係ない言葉を商標登録に申請しており、その数は一万点以上に及ぶという。

さらにこの男性悪ぶれることもなく。エイベックスに商標権侵害の侵害になると警告書を送るというから驚きだ。

トロールビジネス 

これはトロールビジネスというもので、知的財産を先に抑え、本当に必要とする企業や人に和解金や賠償金を求めることで利益を上げるビジネスだ。 

この会社の申請も多くは却下されるのが現状らしいが、数も打てばあたれで運よく登録されたものからビジネスになりそうなワードを他社との交渉に用いてビジネスにするのだという。 




仕事のやり方しか語れない大人たち

このニュースをき聞いた時、生前の作家の司馬遼太郎さんの言葉を思いだした。
  「仕事のやり方は語れるが、生き方を語れる大人がすくなった」
と 

おそらくこの男性も仕事はできるタイプなのであろう。動きも早くやりてだ。

目のつけどころも人とは違うのかもしれない。 しかしそのやり方どうなんだ?とみんなが思っているはずだ。

司馬遼太郎さんの言葉が響く。

そこに生き方はあるのか?やり方しかそこにはないのではないか?と
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