山口県人であれば、小学校の国語の教科書で習う馴染みの深い人物だ。
山口県の人なら馴染み深い人物だろう。小学校の国語の授業でその詩を習ったことがあるはずだ。震災を期にACジャパンのCMでもその詩が流れ再び全国的にも注目された人物だ。
そんな金子みすゞの故郷、山口県の長門市仙崎を尋ねる。
金子のみすゞの生地、仙崎を尋ねる
「私と小鳥と鈴と」や「こだまでしょうか」など現代人の心に響く詩を多く残している人物だ。個人を尊重し、個性を大事にしようというニュアンスで道徳の授業でも使われたりする。
今聞けばあたり前のことを言っているように聞こえる、、しかしこの詩が書かれたのはおよそ100年前だ。
明治・大正の時代だ、そんな時代に現代の我々にも響く詩を書いたのがみすゞだ。
みすゞは1903年、明治36年の4月11日に大津郡仙崎村（現在の長門市仙崎）に生まれた。
そんな金子みすゞが生まれ育った地を巡ろう。
捕鯨が盛んだった漁村仙崎
「鯨が一頭獲れれば七浦賑わう」と言われ一帯を潤してた漁港だ。
今でも「鯨唄」という労働歌が歌い継がれ、鯨の胎児を祭る「鯨墓」や、クジラ資料館などもある。
捕鯨はするが、子供の命まで奪うつもりはなかった、、母鯨の体内で死んでしまった鯨の胎児を祀る墓だ。
街中でみすゞの詩を発見！
仙崎の街中を歩こう。この辺りは住宅や商店が密集する、のどかな街だ。
街のいたる所でみすゞを感じるとができるのだ。
みすゞの顔と詩が描かれている。
昔ながらの漁村の雰囲気も味わってもらいたい。
今でも日本海の綺麗な自然が残る良い場所だ。この風景をみすゞもみたのだろうあうか？
生家を再現した記念館
生家であった上山文英堂が再現され、一部は記念館になっている。
昔ながらの街なみの中に金子みすゞ記念館も溶け込んでいる。
小さな記念館だが金子みすゞに触れるのは良い記念館だ。
みすゞのお墓を尋ねる
みすゞは病気を苦に26歳と若さで自ら命をたった。実は仙崎の街中のお寺にみすゞのお墓があるのだ。金子みすず記念館からも歩いてすぐの場所にある。
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みすゞの詩にも仏さまという言葉や、世界観など仏教の影響が見て取れるのだ。
それほどこの時代は仏教が身近であったのだろう。
その他の仙崎の風景
その他の仙崎の風景を紹介しよう。仙崎には日本海の素晴らしい風景がみれる場所だ。特に青海島は山口県でも人気の観光スポットだ。
島だが仙崎の町から橋で繋がっている。
昔の漁村の風景が残っているのがわかるだろう、空にはトンビが飛んでいる。
仙崎の港から船で見に行くこともできるぞ。
夏には見に行きたい風景だ。
地元の日本海の食材や料理などが食べれるスポットだ。
新しく観光客も多いそうだ。
https://nanavi.jp/senzakitchen/
みすゞ記念館からもすぐに近くに場所だ。ぜひ寄ってくれ！
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