アート自然人物

マイケル・グラブの脅威的なロックバランス。石との対話をする？【a】

河原の石をバランス良く積みあげる。

単純なようにも思えるが、その世界はアートにも達している。

集中力、精神力が必要なのはもちろんな事、
それは自然と対話する瞑想にも近いという。

そんなロックバランスの驚異的な作品を紹介しよう。

石と対話するアート、ロックバランス？

自然の中では重力などの法則にしたがい風景を作りだす。しかしロックバランスはその重力をまるで無視するように自然の中に石を置くのだ。

見たことのない自然、不自然な自然。それは不思議な感覚だ。

その中でも脅威的な作品を作るのが、
アメリカ・コロラド州を拠点に活躍するMichael Grab(マイケル・グラブ)だ。

重力を無視し、コントロールしているような事から「Gravity Glue」と名づけて活動をしている。

CGでもトリックでもアロンアルファを使っているわけでもない。
バランスによって保たれているのだ。

脅威的な集中力とバランス感覚で岩を積み重ねていくのだ。

忍耐強く繊細に石の中に三脚と同じ構造のポイントを見つけるのだという。

その感覚は瞑想にも近いという。
自然と対話し、石と対話するということなのかもしれない。

先入観を無くし、心の中の「疑い」を克服するのだ。
そうすると石と会話するように、石の重心がわかるという。

自然の中の祈りのような神聖さも感じる。。
参照元：http://gravityglue.com/