人間の髪の毛も食べる?ゴキブリの驚異の生命力!!弱点はあるのか?【n】

脅威の生命力を持つことで知られているのがゴキブリである。
しかし決してかっこよくも可愛くも綺麗でもない生物だ。

3億年も間姿を変えず、人間が滅んだ後も生き残るだろうと言われている存在だ。
そんなゴキブリの驚異の生命力をお伝えしよう。

頭を切っても生きていける 

昆虫は首を切っても動くものも多いがゴキブリは桁違いだ。
頭部の神経と胴体部分の神経が違う系統であり、頭を切ったとしてもその状態のままで数週間生きることが可能だ。

しかし、頭がないので餌を食べることができない。のでその後餓死するという。

なんでも食べる 

ゴキブリは雑食で基本なんでも食べる。餌がある状態ではパンやバナナ、玉ねぎなどが好物であるという。そして餌がない環境では、石鹸、革製品、人間の髪の毛、自分の糞なども餌にしてしまう。
さらに餌がない環境ではコンクリートさえ餌にして生きることができるという。

そして水1滴で3日生きる事ができ、油1滴で5日間生きることができる。

放射能に耐えれる 

人間の6〜16倍の放射能に耐えることができるのだ。


実際に世界最大のドキュメンタリーチャンネル・Discovery ChannelのMythBustersチームが科学的なアプローチで実験をしたのだ。

放射性物質を照射して実験が行われた。
ゴキブリに1000ラド、1万ラド、10万ラドの3種類の量の放射線量を照射した。ラドとは吸収した放射線量を表す単位だ。1ラドが10SV/h(シーベルト毎時)に相当する。

人間が1000ラドを吸収すると10分で死に至るほどの放射線吸収量だ。なんと、、その量でもゴキブリは半数が生き残ったのだ。そして1万ラドでも10%が生き残り、10万ラドではさずがに全てが死んだと言う。


その生命力の強さから、人間が絶滅した後に地球を支配するのはゴキブリだと言われてい
るほどだ。。

ゴキブリに弱点はあるのか?

ゴキブリの生命力の強さを紹介してきた。そんな生き物のゴキブリに弱点はあるのだろうか?
大丈夫だ、ゴキブリにも弱点があるので紹介しよう。

苦手な食べ物
なんでも食べると言ったが苦手なものも存在する。それが塩だ。
塩を食べると脱水症状を起こして死んでしまうのだ。

苦手な匂い
苦手な匂いも存在し、ハーブやハッカなどの清涼的な匂いが苦手だと言う。
またレモンの匂いも苦手だという。

寒さには弱い
やはり昆虫なので寒さには弱い。20℃以下の環境では繁殖できない。
寒い環境でも土の中や集団で越冬する昆虫はいるが、ゴキブリはそれができないのだろう。
なので北海道にはゴキブリがいないのだ。(近年は都市化で都市部を中心に目撃例もある。)

このように多少なりゴキブリにも弱点はある。
しかし温暖化が進めばより天国になることは間違いない…
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