奇妙な

宇宙を地図にした？「全宇宙地図」の美しさと驚異！まるで曼荼羅？【d】

宇宙を地図になんてできるのだろうか？

宇宙はどこが始まりで、終わりはあるのだろうか？
地球が宇宙の中心のないことがわかり、太陽系が発見され、銀河系が発見され、さらにその銀河が数兆個も発見された。

宇宙に際限はないのかもしれない…
そんな宇宙を地図にしてしまった？？

宇宙を地図にした？全宇宙地図

観測技術や科学の発見発展により、宇宙は今後も広がって行くだろう。そこまで行くのかわからない。

そんな現在わかっている、観測できている宇宙を無理矢理？地図にしてしまった？
地図は二次元に描かれるものである。しかし宇宙は？3次元？四次元？いやそれい以上？

そんな宇宙を地図にした全宇宙地図がこちらだ！！
美しいような、、怖いような、そんな印象を受ける。

この全宇宙地図を作ったのは南米のアーティスト、パブロ・カルロス・ブッダシ氏だ。
息子への折り紙を折っているときに思いついたという。
宇宙のデータはプリンストン大学の宇宙地図や、NASAの観測画像を利用している。

宇宙に中心はないかもしれないが、、この地図で太陽を中心に持ってきている。
距離を対数スケールで表しているため、外側に行くほど距離は倍々に遠くなっている。


太陽を中心にその周りに地球などの惑星、そして銀河が続く。

一つの銀河から星々の帯が太陽系に伸びているように見える。この銀河が太陽系がある銀河系だ。

太陽系はこの銀河のオリオンの腕と言う場所にある。そのことを表現している。
ちなみに太陽系ら銀河系の中心までは約26,000光年だ。

銀河系の右隣に見える銀河がアンドロメダ銀河だ。
そしてその外側に無数の銀河がある「グレーとウォール」が存在する。

最新の研究では銀河の数は2兆個以上存在すると言われている。まだまだこの銀河の領域は全貌が明らかでなく、銀河の数は今後も増えるだろう。

そして地図の外側には光の薔薇のような模様が見える。
これは宇宙の始まりと言われるビックバン後に生じた宇宙背景放射というマイクロ波を表しているのだ。
この端の部分は太陽系から約470億光年離れている。

距離と時間が混在するのが宇宙だ。全宇宙地図は３次元だけでない4次元まで表現してしまった地図なのだ。



宇宙は約137億年前に誕生したとされているが、この地図は地球を中心とした半径約470億光年の範囲だ。これは宇宙は光の速さを超える速度で膨張を続けていることを示している。またそれは宇宙の果てではなくあくまでも観測可能な宇宙の果てである。
現在の宇宙の常識もまたすぐに覆されるだろう。

まるで曼荼羅？

何かの生き物の目のようにも見えるし、最初に見たときは曼荼羅ぽい！と思ってしまった。

曼荼羅は密教の世界で主尊を中心に仏界の階層、世界観を表現した図だ。

古代の宗教や哲学、最新の科学はどこかで融合するのかもしれない。
宇宙とは一体何か？始まりは終わりは？哲学的な問いと科学の問いが一致するかもしれない。

参照元：https://tocana.jp/2016/01/post_8552_entry.html

スポンサーリンク

スポンサーリンク