樹齢4700年!世界最古の木、ブリスルコーンパイン・メトシェラ【n】

樹齢4700年!世界最古の木、ブリスルコーンパイン・メトシェラ【n】
木は動物がいなくても生きて行けるかもしれないが、動物は植物なくては生きていけない。

地球を支えるそ存在が木だ。そんな木の世界最古の存在を紹介しよう。


世界最古樹齢4700年の木

その木は驚くほど巨木と言う訳ではない。しかしそん姿に生命力と時を感じ、芸術性も感じることができるのだ。

樹齢4700年!世界最古の木、ブリスルコーンパイン・メトシェラ【n】
こちらがその世界最古樹齢、4700年の木だ。
ブリスルコーンパインと言う種の木で「メトシェラ」と言う名前がつけられた。(969歳まで生きたとされる旧約聖書の登場人物メトシェラにちなんで名付けらた)

樹木の王とも言われている。

樹齢4700年!世界最古の木、ブリスルコーンパイン・メトシェラ【n】
圧倒される姿だ。生命力と数千の時の流れを感じるようである。

紀元前の2700前から、万里の長城よりも、ピラミッドよりも前に存在していたのだ。
日本はまだ弥生時代の頃だ。

そんな頃からこん場所に存在し、地球を見続けていたのだ。

地球にそびえてきた歴史を感じる。

樹齢4700年!世界最古の木、ブリスルコーンパイン・メトシェラ【n】
星空とのコラボ。

メトシェラがあるのはアメリカのカリフォルニアのインヨー国立森林公園にある。

一見、枯れ木のように見えるかもしれない。しかしこれはブリスルコーンの特徴で、樹齢を重ねると同時に外側の樹皮は朽ち果て、根本と限られた数の枝へ伸びる剥き身の結合組織だけなのだ。

見に行くのは不可能?

見に行きたい!と思ったいるかもしれない。
インヨー国立森林公園には毎年6万人の観光客が訪れるが、残念ながらこのメトシェラの正確な位置は破壊行為から守るために公開されていないのだ。

この木を守るためにビジネスにしていないのだ。その考えを尊重したい。


長寿の理由は?

なぜこれほどまで長寿になったのだろうか?その理由の一つにこの場所の過酷な環境があると言う。
ブリスルコーンパインはカルフォルニアの東部の山腹の標高3300mの付近に生育している木だ。

樹齢4700年!世界最古の木、ブリスルコーンパイン・メトシェラ【n】
その環境は夏は25度だが、冬はマイナス30度までになる過酷な環境だ。さらに風速90mの風が吹き荒れ、3mの雪に埋もれるのだ。
この過酷な環境に耐える生命力と、成長の遅さが長寿に繋がった。

また過酷な環境のため、他の植物や生き物の影響を受けなかった。人間に見つかることもなかったのだろう。また水分を通さない不浸透性の樹脂により害虫などの害に合わない特徴を持っている。


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さらに、、2013年にはさらに樹齢の永いブリスルコーンパインが近くの場所で発見されたという。
これからも地球をも見守ってもらいたい。。
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