ときわ動物園の魅力!日本初の同居展示?【y】

ときわ動物園は宇部市のときわ公園内にある動物園である。長年、遊園地エリアと動エリアが混在して存在していたが、2012年に老朽化を理由にリニューアルが決定。そして2016年3月にリニューアルオープンとなった。

山口県、宇部市ときわ公園

決して大きくはない動物園であるが、全ての動物が本来の環境を再現した生息環境展示である。 また2種類の動物を同じ場所で展示する日本初の同居展示を実施するなど魅力的な動物園である。 

サルを中心に動物26種類、約200匹を飼育している。入場料は一般500円、3歳~中学生200円、70歳以上250円となっている。
そんなときわ動物園の魅力をお伝えしよう。

柵がない?生息環境展示

 最初の見どころがシロテテナガザルの展示である。

テナガザルの生息地域であるバングラディシュの環境を再現した浮島が作られている。国内のテナガサルの展示としては最大で、13匹が飼育されている。

 こちらがシロテテナガザルの浮島である。なんとこのテナガサルエリア柵がないのである!!そのかわり島を取り巻く様に川が作られている。シロテテナガザルは水が苦手で、渡ってはこないのだという。 

 しかし頑張ればジャンプして飛び越えられそうなのである…

浮島の中ではテナガザルが木を渡る姿や、じゃれあう姿が見れるのである。 この様に全ての動物が生息展示なのである。 動物園にいくと全く動かない!寝てる!みたいなことがあるが、ときわ動物園の動物はそんな事がなく元気なのである。 そして動物との距離も近いのである。手を伸ばせば触れるのでは思うくらい近いのだ。

日本初の同居展示 

さらに日本初であるのが、2種類の動物を同じ場所で飼育する同居展示である。

ボンネットモンキー+カワウソ


http://oyamabatyan.seesaa.net/ 
こちらはリニューアル前に動物園の名物であったサル山のときわ丸だ。このときわ丸に住んでいたのがボンネットモンキーというサルである。 


今このサル達はは生息展示により、故郷のインド南部の環境を再現したサル山に住んでいる。そしてこの場所にはもう一種動物がいる、それがカワウソである。

自然界でもこの2匹は同じ場所に暮らしているのだという。こちらから水の中を見ることができ、カワウソが水の中を泳ぐ様子も見ることができる。 ボンネットモンキーは泳ぐ事ができるサルで、夏には一緒に泳ぐ姿が見れるかもしれないということだ。


カピバラとジェフロイクモザル 

 こちらも驚いた展示だ。先ほどのシロテテナガザルと同じようにサルの住む浮島があり、そこを川が囲んでいる。

 その川をよく見ると…カピバラがいるのである!!そして近い!少しビビるのである。

 何かが泳いでいる… カピバラだ!!



4つのゾーン 

ときわ動物園は主に4つのエリアにわかれており、これからはその4つのエリアに沿って紹介していこう。


アジアの森ゾーン

入り口から入り、最初のエリアである。木々に覆われた場所だ。この日は雨上がりということもあり本当にジャングルに来たような感覚に陥った。

 東南アジアの環境を再現し動物が飼育されており、先ほどのシロテテナガザルとボンネットモンキーとカワウソもこのエリアにいる。 

中南米の水辺ゾーン 

アマゾン川流域とその周辺の湿原を再現したエリアだ。 カラフルなインコがまず出迎えてくれる。調子がいいと何か話してくれるかもしれない? そして先ほどの触れそうなくらい近いカピバラや、小さくかわいいリスザルやアリクイもいる

アフリカの丘陵マダガスカルゾーン

 砂漠と森林が交わるエリアである。砂漠に住むミーアキャットや森に住むワオキツネザルなど多様な生態系を見ることができる。 


ミーアキャットも触れるのでは?と思うほど近いのである。

山口宇部の自然ゾーン 

山口と宇部に生息する動物がみることができる。たぬきは田舎にいけば見ることができるが、なかなか動物園にはいないだろう。動物園で見るとまた新鮮だ。

ニホンザルもおり、今ならかわいい赤ちゃんがいることもある。

まとめ 

動物の数は決して多くないが動物との距離がさわれそうなくらい近い。またコンクリートの動物園と違い、動物が元気である。

小さい動物園ではあるが、密度は濃く他の動物園では見ることのできない動物の姿が見ることができるであろう。 ときわ動物園HP

スポンサーリンク

スポンサーリンク