世界の国境や形や歴史をみれば常に変化をしてきたものであろう。
国境のない国境からの境界の事を考えてみる。
国境とは何か?国境問題
しかしヨーロッパなどの陸続きの国にとって国境は重要な問題だ。古代よりヨーロッパは侵略し、侵略されの繰り返しであった。そんな地において攻めれないため、攻めるため国境を設定することは重要であった。
近年でも侵略ではないが移民の問題などは深刻である。
ジェンゲン協定
ヨーロッパでも国境に変化が起こったのは1985年のシェンゲン協定だ。ジェンゲン協定はヨーロッパの加盟国同士でパスポートの制限無しに国家間を移動できる協定だ。これにより諸国間の移動の制限は緩和され、国境の意味と役割が変化してきているのだ。
壁も門も軍隊も存在しない国境
ここには壁も、門も兵隊もいない。この場所は国境のある場所である、そして国境のない場所である。
ジェンゲン協定とEUの違い
EUは人と物の移動を自由にという目的の共同体だ。
イギリスは物はそのまま自由であって欲しいが人は嫌だと主張している。
ジェゲン協定とEUがうややこしいのは人の移動だ。EUのみに加盟している場合では、移動は自由であるがパスポートの管理は必要なのである。ジェゲン協定に加盟するとパスポートの管理も必要ないのである。
実はイギリスはこのジェンゲン協定に加盟してしないのだ。
例えばフランス人がドイツに行くとき、EUに加盟しているので自由に行ける、更にジェンゲン協定にも加盟しているのでパスポートも必要ないのだ。
一方イギリスに行くときEUに加盟しているので、自由に行くことができるが、ジェンゲン協定には加盟していないためパスポートは必要。チェックを受ける程度である。
少しややこしいがこのような違いがある。
人種の移動が起きる時には摩擦が起きるのは当然のことである。イギリスはEUを離脱したからと言って、グローバル化の波は止める事はできないだろう。拒絶するのでは共存する道を探すべきであっただろう。
イギリスが時代遅れの国になり滅ぶ事のないことを祈ろう。
参照元http://www.boredpanda.com/
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