世界一小さな水族館は3Dプリンターで作られた!?7枚【Art】



とても静か印象を受ける作品である。水の透明感と、不思議なオブジェ、そして魚という組み合わせは不思議だが、見ていると癒やされるのである。
この水槽の正体は?


世界一小さな水族館


この作品を作ったのは日人デザイナーの三澤遥である。1982年生まれ 武蔵野美術大学の出身で現在、自身のデザインオフィスを開設し活躍している。

彼女が手がけた作品には上野動物園「真夏の夜の動物園」の広告がある。
そんな彼女が作ったのが、「世界一小さく静かな水族館」と言われるこちらの作品である。

水生植物などの魚が住む環境を3Dプリンターによって再現したのである。
水中でなければ作品自体の自重で崩れてしまう。水中の浮力によって初めて完成する作品だ。




ちょうどいいくらいに抽象化されたサンゴのような物体や植物が気持ち良いのである。
不思議な感覚になる物体だ。
魚たちも違和感はあまりないようで、その物体に馴染んでいるようだ。


こちらは水の中に空気の球がある作品だ。水の中に空気があるのは視覚的にも新鮮である。




少ないことはより豊か

この作品を見ていると、建築家ミース・ファンデル・ローエの「less is more」という言葉が浮かんできた。

「少ないことはより良いこと」という意味だ。
装飾を否定し、シンプルな建築を突き詰めた彼のスタイルと、少なさの中により豊かさがあるという精神性が込められた言葉だ。

この作品も少なさの中に豊かさがあることを教えてくれるようである。

参照元http://misawa.ndc.co.jp/

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