近年は角島などが有名であるが、絶景で言えば秋芳洞とカルスト大地が山口県内No.1であろう。
自然が作り出した絶景！秋芳洞
秋芳洞（あきよしどう）は日本でも最大規模の鍾乳洞であり、その総延長は8500kmに及ぶ。
観光HP
鍾乳洞は石灰岩が雨水や地下水などによって侵食された洞窟だ。洞窟内の気温は年間を通して16℃に保たれ、夏は涼しく冬は暖かいのだ。
洞窟はゆっくりと変化をする。
変化の速度は様々であるが鍾乳石が１cm伸びるのに70年かかると言われている。自然にできたのか驚くような絶景があり、まさに自然の芸術である。
最も古い記録が残るのは1354年である。そして1922年に国の天然記念物に登録されると観光地化され多くの人が訪れるようになった。
2015年にはMine秋吉台として日本ジオパークに選定された。
この周辺には大小450を超える鍾乳洞がある。 観光コースは約1kmであり、観覧時間は40分〜1時間である。
探検コースもあり洞窟内の壁を登ったりなど冒険気分を体験することもできる。 綺麗な水と鍾乳洞の奇妙な岩が作り出す光景は絶景だ。
いくつか絶景を紹介しよう。
神秘的な入り口
洞窟からは綺麗な川が流れ、その川の上を渡りながら洞窟に入っていく。足元には魚の泳ぐ姿も見ることができる。
広大な空間、千畳敷
これが本当に自然によってできたのかと驚く事間違いないしの巨大空間なのである。高さは175m、幅は80m、高低差は35mの巨大な空間だ。
洞窟一の絶景！百枚皿
洞窟内の一の絶景といってもいいのが、この百枚皿である。
ライトアップもされ美しい。この形のはリムストーンプールと呼ばれ、傾斜のある洞窟内を少量の水が流れるといくつも水たまりを作り、次第に棚田のように見えるようになるのだ。
黄金柱
百枚皿と並ぶ絶景ポイントである。高さ15mの巨大なフローストーンである。
生き物
天井を見るとコウモリがぶら下がっていることがある。洞窟の天井を見てくれ。商店街
また駐車場から洞窟入り口につながる道には、飲食店やお土産屋が並ぶ。
名物は水晶などを始め綺麗な鉱石を売っている。
お土産にどうだろう？パワーストーン専門店もある。
闇の洞窟探検
また同じ洞窟でも違った体験ができるイベントもある。それが「秋芳洞闇のロマン体験」という少しドキドキできるイベントだ。
一般の入洞時間が終わった、午後７時から消灯された暗い秋芳洞を探検できるというイベントである。
照明の演出が一切ない洞窟の探検は、ドキドキとワクワクが溢れている。まだ僕も行ったことがないのでやって見たい。
ちなみに繁忙期を除く時期で４名以上の申し込みで要予約である。
「秋芳洞闇のロマン体験」HP
大正洞と景清洞
あまり知られていないが地近くには大正洞と景清洞という洞窟もあり、これらの洞窟も探検ができる。。大正洞と景清洞は秋芳洞に比べ人も少なくおすすめだ。
景清洞の名前の由来は壇ノ浦の戦いで敗れた平家の武将・平景清が潜んでいた、という言い伝えからその名がついた。
景清洞は他に比べて整備がされていない。しかしその事を利用してヘルメット、ヘッドライト、なが靴を使って探検するのだ。
所用時間は60分と意外と長い。
カルスト台地
そして鍾乳洞の上に広がるのがカルストの台地である。カルスト台地は3億5千万年前は海でありサンゴ礁であった。その海が隆起しカルスト大地となった。そのため多くの化石が見つかる。
元からこのような草原であったかというとそうではなく、元は森であったという。農地や畜産のために木が切られ草原になったという。
四季で変わる風景
カルスト台地は四季により様々な変化を見せてくれる春は新緑や野草が生え、歩くのがいちばん楽しい季節かもしれない。
夏には花火大会が行われる。
秋にはススキが生える。また草が赤く紅葉し草紅葉という風景を見せてくれる。
山焼き 毎年2月には山焼きが行われれ火が広がって行く様子は見応えがある。
その他周辺スポット
周辺の観光スポットも紹介しよう。別府弁天池
この湧き水はカルスト台地に降った雨の湧き水だ。
サファリパーク
秋吉台自然動物公園サファリランドHP
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まとめ。位置関係
最後に地理を確認指しておこう秋吉台は山口県の中央あたり、美祢市にある。
そして今回紹介したスポットの位置関係だ。車であれば15分もかからない関係であろう。全てを回るにはやはり車が必須である。
山口県を観光する際には車があればなんとかなる、しかし車がなければどうにもならない。
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