自然

ミノムシは世界最小の建築家？まるで人間が作ったようなミノムシ【n】

ミノムシは葉っぱや木の小枝を使い、自身がこもる巣をつくる。木や植物にぶら下がっているのを見たことがあるだろう。

そんなミノムシに人間が作ったのではないかと思ってしまう程見事なミノムシが見つかったのである。

ミノムシは世界最小の建築家であろう。

ミノムシ

ミノムシは蛾の幼虫である。
その形が雨具の蓑に似ていることから名がついた。日本ではオオミノガの幼虫であることが多いい。

近年日本では場所によっては数が激減し絶滅も危惧されているという。

枝や葉で殻を作る事が知られているが、繊維であればなんでも利用するといい、毛糸のクズや、細かく切った色紙でなどでも蓑を作ってしまうのだ。

折り紙などカラフルな紙を細かく切った箱にミノムシを入れるとカラフルなミノムシになるという。

ちょっとした遊びとして昔から知られている。

色鮮やかになったミノムシ

世界最小の建築？

そしてマレーシアの熱帯雨林で見つかったのはまるで人間が作ったようなミノムシである。

日本にもミノムシはいるがこんな形のミノムシを見たことがあるだろうか？
まるでその巣はピラミッドのようである。
幾つもの層になり木が積み重ねられている。

ミノムシがこん精巧なものを作ることができるなど驚きである。 
ミノムシの世界最小の建築家としての実力が証明されてしまった。

これはマレーシアの熱帯雨林で見つかったミノムシである。シンガポールで写真家として活動するニッキーベイが撮影した。

ニッキーベイが撮影したミラー・スパイダーはこちらから

ミノムシの広告

こちらはミノムシを利用した面白い広告である。

日本の広告賞に出された作品だ。窓のメーカーの広告でミノムシが小さな建築を作るということとかけているのだ。

合成か？それとも実際にミノムシの巣に窓を作ってしまったの？定かでないがその発想は面白いのだ。

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建築をつくることができるのは人間だけではなかったようだ。この小さな建築家が次はどんな建築を作ってくれるのか注目したい。

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