お腹が透明のガラスカエル?内臓や心臓がまる見え??


今日初回するのは、あなたが今まで見たことのないカエルです!
一見するとグミキャンディのように見え、その半透明の体を通して心臓が見えるかもしれません。そんな驚きの生物が実在するのです。


まるでガラス!?半透明なカエルとは
その名も「フライシュマンのガラスカエル」(学名:Hyalinobatrachium fleischmanni)。
このカエルは、その名の通り、体が半透明であることから「ガラスカエル」と呼ばれています。
それがこちらです!
なんとお腹が半透明です!

その透明な腹部を通して、心臓や他の内臓が見えることから、まるで生きた生物学の教科書のようです。

このカエルは、メキシコ、中央アメリカ、南アメリカの湿った森林に生息しています。小型の陸上性のカエルです。体長が22-25mmと小さく、体色は淡いライムグリーンで、黄色い斑点が散らばっています。


特に注目すべきは、その半透明の腹部です。心臓の鼓動や肺の動きなど、内臓の動きが見えることから、このカエルは生物学者や自然愛好家から大きな注目を集めています。


また、このカエルの生態も非常に興味深いです。繁殖期には、雄が卵を守り、卵が乾燥しないように自身の尿で湿らせるという行動をとります。

また、他の雄が自分の領域に侵入すると、勇敢に戦いレスリングのような戦いをすることもあります。

しかし、この美しいカエルも、森林伐採などによる生息地の喪失により、その生存が脅かされています。現在、IUCNのレッドリストでは「最小懸念」に分類されていますが、その生息数についての正確な統計はまだ得られていません。

このフライシュマンのガラスカエルの存在は、私たちに自然の驚きと美しさを教えてくれます。しかし同時に、生物多様性の保全の重要性も強く訴えています。

このカエルのような独特で美しい生物がこれからも生き続けるためには、私たち一人ひとりが自然との共生を考え、行動することが求められます。

参照元:
 https://en.wikipedia.org/wiki/Hyalinobatrachium_fleischmanni
https://animaldiversity.org/accounts/Hyalinobatrachium_fleischmanni/
https://twitter.com/MOD_yokohama/status/1672504104348975104?s=20

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