銃と同じ威力??驚くべきパンチ力!海のボクサー、モンハナシャコ!

海の底で静かに待ち構えている、一見無害なクリーチャーがいます。
それがシャコです!その平凡な外見とは裏腹に、この小さな甲殻類は驚くべき「パンチ力」を秘めているのです。

そんなショコの中でも特にパンチ力が強いと言われているのが、モンハナシャコです!

モンハナシャコとは?

シャコは全世界の海に生息しており、見た目はちょっとした海の虫のようです。
シャコは岩陰や砂の中に潜んで、魚や小型の甲殻類を狙います。昼間はほとんど活動せず、夜になると狩りを始めます。

ちなみにパンチ力を持つシャコですが、基本的には人間に対して攻撃的ではありません。

モンハナシャコは、スマッシャーマンティスシュリンプとしても知られ、最大17cmになる大型のシャコです。

主に熱帯の岩礁やサンゴ礁に生息します。鮮やかな色合いの体が特徴です。
特に緑、青、オレンジなどの色が目立つ。彼らは非常に複雑な複眼を持ち、極めて広範囲の視覚波長を識別できます。

また、非常に地域性が強く、自身のテリトリーを保持します。 食性は肉食で、主に小さな魚や甲殻類を捕食します。その際、強力な前肢を使用して獲物を捕まえることが特徴的です。

銃並の威力のパンチ??

そしてモンハナシャコはバネのような構造を持つ前肢でパンチを繰り出す事が可能なのです。
水中で80キロを超える速度でパンチを放つ事ができるのです!!



その速度は22口径の銃と同じ加速度だと言われています。

パンチを出した際に気泡が発生しているのが見えますが、 これはそのスピードにより圧力差が生じ、周りの水が沸騰しているためです。

また「空気中の720t」に匹敵すると言われています。
これを人間がやろうとしたら、体重70kgの人間が秒速130kmで移動することになります。これは高速道路の最高速度を遥かに超える速度であり、想像すら難しいですね。

そして、巻貝や2枚貝などの貝殻を破壊するのです。 
またこのパンチ能力は、獲物を捕食するためだけでなく、テリトリーを守るためや異性を引きつけるためにも使用されます。

強烈なパンチの秘密

シャコの強烈なパンチ力は、前腕部分にあるエネルギーを蓄える為の特殊な「スナップ機構」により可能になっています。

まるで弓のように弾力を蓄積することができ、獲物を見つけた瞬間、そのエネルギーを解放して超高速パンチを放つのです。その速度は0.002秒以内とあまりにも速く、



パンチが放たれる瞬間はほとんど目で追うことができません。瞬時の圧力差を生み、周りの水が沸騰し衝撃波を発生させます。これがシャコのパンチの秘密です。

まとめ

シャコの驚異的なパンチ力は、彼らの生息環境での生存戦略の一環であり、自然界の驚異的な進化を見せてくれます。

見た目とは裏腹のこの力強さが、シャコの魅力の一つです。海の底でひっそりと待ち構えているこの「海のボクサーシャコ」これまで以上に海の生き物たちを愛おしく感じる一方で、彼らの持つパワーに改めて敬意を表す瞬間かもしれません。何気ない海の生き物が実はこんなにもすごい!
そんな驚きと発見を、これからも楽しんでいきましょう。

参照元https://heat-hayabusa.com/2021/11/17/kawata-130/#:~:text=%E3%81%93%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%81%E5%8A%9B%E3%81%AF%E4%BD%95,%E3%81%AA%E3%82%89%E3%80%81%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%81%E5%8A%9B%E3%81%AF720t%EF%BC%81
https://tsuri-labo.jp/column/22695
https://petheim.net/syako/
https://nazology.net/archives/53208/2

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