この絵本は驚くべきパロディ作品で、子供から大人まで楽しむことができます。ではそれらについて解説していきましょう。
人気絵本、はらぺこあおむしとは?
「はらぺこあおむし」は、アメリカの絵本作家エリック・カールが1969年に出版した児童用の絵本です。日曜日の朝に生まれた、あおむしが毎日ムシャムシャといろんなものを食べまくり、最後には立派な美しい蝶へと変身するというストーリーです。
鮮やかで大胆なきり絵のような色使いと穴が開いた仕掛けが斬新で、世界中で愛読されベストセラーとなりました。
鮮やかで大胆なきり絵のような色使いと穴が開いた仕掛けが斬新で、世界中で愛読されベストセラーとなりました。
クトゥルフ神話はとは?
クトゥルフ神話は、アメリカの作家H.P.ラヴクラフトによって創造された、架空の神話です。太古の昔地球を支配していた存在や、地球外から来た超自然的な存在について創作されています。
クトゥルフ神話の中心的なテーマは、人間の知識や理解の範囲を超えた存在や力が宇宙に存在するということです。これらの存在は、人間が理解できる形や概念を超えており、その存在を知ることはしばしば狂気を引き起こします。
クトゥルフ神話は、ラヴクラフト自身の作品だけでなく、彼の友人や他の作家によっても拡張されてきました。これにより、クトゥルフ神話は一種の共有世界観となり、多くの異なる作品が作られました。
そのキャラクターの中でも旧支配者の一柱、司祭役を務め、太平洋の底で眠っているというタコやイカに似た頭部を巨大怪物、クトゥルフが有名です。
クトゥルフ神話の中心的なテーマは、人間の知識や理解の範囲を超えた存在や力が宇宙に存在するということです。これらの存在は、人間が理解できる形や概念を超えており、その存在を知ることはしばしば狂気を引き起こします。
クトゥルフ神話は、ラヴクラフト自身の作品だけでなく、彼の友人や他の作家によっても拡張されてきました。これにより、クトゥルフ神話は一種の共有世界観となり、多くの異なる作品が作られました。
そのキャラクターの中でも旧支配者の一柱、司祭役を務め、太平洋の底で眠っているというタコやイカに似た頭部を巨大怪物、クトゥルフが有名です。
こちらがクトゥルフです。このタコのような怪物と、、はらぺこあおむしが融合??
パロディ絵本!はらぺこクトゥルフむし
そして「はらぺこあおむし」と「クトゥルフ神話」が融合したというのです。それがパロディ作品「はらぺこクトゥルフむし」がと言う絵本があると言うのです!それがこちらです!かわいかったあおむしが怪物に、、
毎日いろんなものを食べるあおむしのストーリーに、クトゥルフ神話のネタを入れ込んだような物語です。
それは星が輝く夜、「おや?海に沈んだルルイエに小さなお墓」
お月様が空から見ていいました。
あおむしと同じようにクトゥルフが毎日様々なものを食べていくストーリーです。
とてつもない空腹感を和らげるため食べるものを探しはじめました。
月曜日、崇拝者をひとり食べました。
まだお腹はぺこぺこです。
火曜日、準備不足の古物収集家をふたり食べました。
やっぱりお腹はぺこぺこです。
水曜日、チャールズ・デクスター・ウォードの箱をみっつ食べました。
それでもお腹はぺこぺこです。
木曜日、不気味な彫刻をよっつ食べました。
まだまだお腹はぺこぺこです。
金曜日、エーリッヒ・ツァンの楽譜をいつつ食べました。
それでもお腹はぺこぺこです。
土曜日、ショゴスをひとつ、ひどく硬い古のものをひとつ、ティリングハストマシーンをひとつ、 ぬるぬるの深きものどもをひとつ、宇宙の色をひとつ、人面ネズミをひとつ、脳缶をひとつ、ガグをいっぴき、ピックマンの絵をひとつ、 ミーゴ(ミ=ゴウ)をいっぴき食べました。
その晩、クトゥルフむしはお腹がいたくて泣きました。
また日曜日がきました。
クトゥルフは禁じられた立派な学術書を一冊むさぼるように食べました。
お腹のぐあいもよくなりました。
もう、クトゥルフははらぺこではありません。
そして大きいなんてもんじゃありません。クトゥルフはとてつもなく巨大で太っちょになり、眠たくなりました。
クトゥルフはルルイエの巨大都市に戻り、新しい墓石を建てました。
そしてそこで数十億年過ごしました。
それからまもなく…
クトゥルフは眠りから覚め、世界を食べました。 それでもクトゥルフはかわいいままです。 でめでたしめでたしっとなる。
このように最終的には世界を食べてしまうという、シュールな内容となっています。
この絵本は、キックスターターで資金募集され、目標金額を3倍以上うわまわる達成金額を得て商品化されました。クトゥルフ好きなら要所要所にちりばめられたクトゥルフネタにぐっとくるはずです。
現在でもアマゾンで購入できるようです。
まとめ
「はらぺこクトゥルフむし」は、子供から大人まで楽しむことができる絵本です。クトゥルフ神話を知っている人には、そのユーモラスなパロディが楽しめますし、知らない人にとっては新たな発見があるかもしれません。また、エリック・カール氏の作品は、許可を取ることで、複製やパロディなどの製作が可能となっているため、これ以外にも「はらぺこゾンビ」などの様々なパロディーバージョンが存在します。
この絵本を通じて、クトゥルフ神話に興味を持つきっかけになるかもしれませんし、既にクトゥルフ神話を知っている人にとっては新たな楽しみを提供します。それはまさに、子供から大人まで、誰もが楽しめる絵本の魅力と言えるでしょう。
驚きと楽しさが詰まった「はらぺこクトゥルフむし」、ぜひ一度手に取ってみてください。
https://mammami-a.club/?p=15490
https://news.nicovideo.jp/watch/nw9438722
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