世界一尾が長い、美しい巨大蛾!! マダガスカルオナガヤママユ

皆さん、今日紹介するのは世界最大の美しい蛾と言われている、マダガスカルオナガヤママユです!
この生き物は驚くべき美しい蛾で、その姿はまさに自然の驚異です。

・学名: Argema mittrei
・分類: 昆虫綱、蛾目、ヤママユ科
・生息地: マダガスカル
・レッドリスト: 国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「絶滅危惧II類」に指定されています。

美しい尾を持つ巨大蛾

日本では美しいのは蝶、ちょっと気持ち悪いのは蛾という区別が一般的でしょう。
しかし世界には蛾と蝶は区別しない国も多くあります。

そして今日紹介するのは巨大な美しい蛾です。それがこちらマダガスカルオナガヤママユです。この蛾の特徴はその名前からわかるように尾の長さです。

その尾の長さは15cmにも達します。体も含めると30cmに達することもあります。まるでドレスのような美しい長さです。しかし実際にこれほどの大きさの蛾に遭遇したら、恐怖でもあるでしょう。
マダガスカルオナガヤママユは、その美しい尾の外観から"コメットモス"彗星の蛾とも呼ばれています。その長くて美しい尾羽で、まるで彗星のように見えます。

この蛾の幼虫は、特に竹の葉を食べます。そして約6ヶ月の間に急速に成長し、その後に蛹になります。

成虫は口器が退化しており、食事を摂ることができず、そのエネルギーはすべて繁殖に使われます。なので成虫になってからの寿命な4-5日ほどです。蝉より儚いのです。。。

まとめ

マダガスカルオナガヤママユは、その美しい姿から「自然の芸術品」とも称される生き物です。

しかし、その生息地であるマダガスカルの森林伐採などにより生息数が減少しているとされています。これからもその保護に向けた努力が必要です。自然の美しさとその脆さを、マダガスカルオナガヤママユは我々に教えてくれます。
参照元https://kochonomori.com/argema-mittrei/
https://www.goo.ne.jp/green/life/unno/diary/202209/1660641998.html

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